科学

シリコーンゴム (しりこーんごむ)

Silicone Rubber 読み:シリコーンラバー
シリコーンゴム 読み:しりこーんごむ
とは、

特徴

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耐熱性

高温環境に強く、-50°Cから200°Cの広範な温度で安定して使用できる。

耐候性

UV光や化学物質に対して優れた耐候性を持ち、屋外での長期使用に適している。

柔軟性と弾力性

高い柔軟性と弾力性を備え、長期間の使用や機械的なストレスにも耐える。

呼称

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一般的に「シリコン」と呼ばれることが多いが、厳密に言えば、”シリコーン” でできた “シリコーンゴム” である。

同義語

シリコンゴム (しりこんごむ)

シリコンラバー (しりこんらばー)

ケイ素ゴム (けいそごむ)

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シリコーン

Silicone (シリコーン)

silicone 読み:しりこーん
とは、

概要

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シリコーンは、ケイ素(Si)と酸素(O)を交互に結合させた骨格(Si–O–Si)に有機基が結合した高分子化合物の総称で、ゴム状、油状、樹脂状など多様な形態を持つ。

耐熱性、耐水性、耐薬品性に優れ、電気絶縁性も高いため、工業用シール材、潤滑油、化粧品、医療用器具、電子部品など幅広い分野で利用される。

また、柔軟性や安定性に富むため、食品加工や調理器具にも応用されることがある。

語源

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ラテン語 silexは「硬い石」を意味し、主成分は二酸化ケイ素(シリカ)である。

1808年、イギリスの化学者ハンフリー・デービーは、このシリカからまだ知られていなかった元素を分離しようと試み、その元素を、『シリカに由来する』という意味を持つ新ラテン語の「silicium」と名付けた。

その後、他の元素名との類推から語尾が「-on」に変更され、現在の英語名 silicon が定着した。

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ケイ素

ケイ素 (けいそ)

珪素/硅素 読み:ケイソ
silicon 読み:シリコン
とは、

概要

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ケイ素は、元素記号「Si」、原子番号14の化学元素。地球の地殻に豊富に存在し、主に鉱石の中に含まれている。

ケイ素は、半導体製造、ガラス製造、合金製造などの産業で幅広く使用される。

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地殻

元素

半導体

Chemical Light (読み)ケミカルライト

chemical light
(けみかるらいと)
とは、

原理

内部の酸化液と蛍光液が混ざり合い、化学反応が起きることで発光する。

呼び方

日本において、「サイリウム」「サイリューム」と呼ばれることが多いが、これは商品名である。

同義語

CYALUME (サイリューム)

サイリウム

Glow stick (グロースティック)

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【名/形】light

Malaria (読み)マラリア

malaria (まらりあ)
とは、

概要

蚊に刺されてマラリア原虫に感染することで発症する病気。

症状

高熱や悪寒、頭痛、関節痛などの症状を引き起こし、重症化すると脳や内臓に合併症を引き起こす。

語源

イタリア語の mal’aria「悪い空気」が語源。

昔、マラリアが湿気が多く空気が悪い沼地や湿地帯に多く見られたため、悪い空気が病気の原因であると考えられていたことから。

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原虫