輝度 読み:キド
Luminance 読み:ルミナンス
とは、
『光の強さを表す物理量』
概要
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輝度は、光の明るさを定量的に表す物理量で、特定の方向に放射される光の強さを、光源や物体の見かけの大きさで割った値として定義される。
国際単位系(SI)ではカンデラ毎平方メートル(cd/m²)で表される。
たとえばディスプレイやテレビ、照明機器などの明るさ性能を評価する際によく使われる。
また、人間の目が感じる明るさとも関連するため、工学や映像技術でも重要な指標となる。
語源
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輝度
輝「かがやく」度「程度、量」という構成で、「光のかがやきの程度」を意味する漢語。
つまり「輝度」は光の強さを数量的に表す物理量を示す学術用語。
Luminance
ラテン語 lumen「光」に由来し、「光の量」を意味する。
英語で「-ance」を付けて名詞化し、「光の性質や度合い」を示す言葉になった。