科学

珪藻土 (けいそうど)

珪藻土 読み:ケイソウド
とは、

概要

珪藻土とは、植物プランクトンの一種である珪藻の殻が、長い年月をかけて海底や湖底などに堆積し、化石化してできた堆積物を意味する言葉である。

珪藻の殻には微細な孔が無数に存在しており、珪藻土もその構造を受け継いでいる。そのため、高い吸水性、吸湿性、断熱性、保温性を持つことが特徴である。

この性質を活かして、バスマット、壁材、建材、断熱材、ろ過材、吸着材など幅広い用途で利用されている。ただし、市販品の中には珪藻土のみで作られているわけではなく、他の素材を混合した製品も多い。

語源

詳細≫

は「ケイ素」、は「藻類」、は「土・堆積物」を意味する。つまり珪藻土は「ケイ素を主成分とする藻類である珪藻が堆積してできた土」を意味し、その成り立ちをそのまま表した名称である。

関連記事

珪藻

Toluene (トルエン)

toluene 読み:とるえん
とは、

概要

Tolueneとは、石油などから得られる芳香族炭化水素の一種を指す言葉である。

独特のにおいを持つ無色透明の液体で、塗料・接着剤・インク・シンナー・化学原料など幅広い用途に用いられる。

揮発性と引火性が高く、大量吸入は人体へ悪影響を及ぼすため、取り扱いには注意が必要である。

化学式は 「C₇H₈」。

語源

詳細≫

フランス語の toluène(トルエーヌ)に由来する。 19世紀、南米コロンビアの町「トル(Tolú)」付近で採れる樹木から得られる樹脂「トルーバルサム」を乾留して発見されたことから、この地名にちなんで命名された。

関連記事

芳香

メイラード反応 (めいらーどはんのう)

Maillard reaction 読み:メイラードリアクション
メイラード反応 読み:メイラードハンノウ
とは、

概要

メイラード反応は、糖類(還元糖)とアミノ酸やたんぱく質が加熱されることで起こる非酵素的な化学反応である。

特に約150℃前後の加熱条件で活発に進み、食品の表面が褐色に変化し、香ばしい香りやコクのある風味が生じるのが特徴である。

パンの焼き色、肉の焼き目、コーヒーの焙煎などに広く関与している。

一方で、過度に進行すると苦味や焦げの原因になるほか、栄養価の低下や有害物質の生成に関わる場合もある。

語源

詳細≫

メイラード」はこの反応を1912年に報告したフランスの化学者、ルイ・カミーユ・メイラード(Louis Camille Maillar)dの名に由来する。

関連記事

Naphtha (ナフサ)

naphtha 読み:なふさ
とは、

概要

ナフサとは、原油を蒸留する過程で得られる比較的軽い成分の石油製品の一種である。

主にガソリンの原料や、石油化学製品(プラスチックや合成繊維など)の基礎原料として広く利用される。

無色または淡黄色の液体で揮発性が高く、燃えやすい性質を持つ。

エネルギー源としてだけでなく、化学工業において極めて重要な中間原料として位置づけられている。

語源

詳細≫

ペルシア語 naft「石油」に由来し、これが古代ギリシャ語 νάφθα「可燃性の石油状物質」として取り入れられた語。

関連記事

Hyper-Kamiokande ハイパーカミオカンデ)

Hyper-Kamiokande 読み:ハイパーカミオカンデ
とは、

概要

ハイパーカミオカンデとは、スーパーカミオカンデに続く次世代のニュートリノ観測施設を指す言葉である。

観測規模や検出能力の拡張を目的として設計された装置であり、ニュートリノの性質や宇宙の成り立ちの解明に向けた研究に用いられる。

カミオカンデスーパーカミオカンデに連なる観測装置の発展形として位置づけられる。

語源

詳細≫

hyper「超える、さらに上位の」+カミオカンデで、「さらに大規模・高性能なカミオカンデ」という意味から。

関連記事

カミオカンデ

スーパーカミオカンデ