増担保規制 (ましたんぽきせい)

増担保規制 読み:マシタンポキセイ
とは、

概要

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増担保規制とは、株式などの信用取引において、特定の銘柄の値動きが過度に激しい場合や取引が過熱していると判断されたときに、取引所がその銘柄に対して課す規制。

通常の信用取引では一定の担保(保証金)を差し入れることで売買できるが、増担保規制がかかると、より多くの担保を求められる。これにより、投機的な取引を抑え、相場の安定を図ることが目的とされている。

証券取引所が定期的に見直しを行い、条件に応じて解除されることもある。

語源

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担保「取引の保証として差し入れる資産を増やす」という意味。

同義語

増し担/増担 (ましたん)

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信用取引

担保

略式 (りゃくし)

略式 読み:リャクシ
とは、

概要

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略式とは、通常の正式な方法や形式を簡略化したやり方を指す言葉。法律や行政、手続き、儀式などの場面で使われることが多く、簡易化によって時間や労力を節約することを目的としている。

たとえば「略式手続」「略式命令」などの形で使われ、公的な処理をよりスムーズに行うための制度的手段を意味することが多い。

語源

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「省く・短くする」「決まり・形式」を意味する日本語の語から成る。

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略式手続

公然の秘密 (こうぜんのひみつ)

公然の秘密 読み:コウゼンノヒミツ
とは、

概要

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公然の秘密とは、本来「秘密」であるはずの事柄が、実際には多くの人に知られている状態を指す言葉。
形式上は隠されているが、周囲には広く知られているという矛盾を含んだ表現であり、政治や芸能、企業内の事情などの文脈でよく使われる。

たとえば「その不正は社内では公然の秘密だった」のように、表立っては語られないが、関係者の間では常識のように知られていることを示す。

語源

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公然」と「秘密」という意味の異なる語を組み合わせた熟語で、「誰もが知っている(公然)」と「隠されているべきもの(秘密)」が同時に成立しているという逆説的な表現になっている。

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公然

公然 (こうぜん)

公然 読み:コウゼン
とは、

概要

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公然とは、事実や行動などが隠されず、誰の目にも明らかな状態であることを指す言葉。

多くの場合、「公然の秘密」や「公然と非難する」などの形で使われ、秘密にされるべきことや、通常は控えるべき行動が、あからさまに行われている様子を表す。

語源

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「おおやけ」しかり」で、「おおやけにそうであるさま」という意味から。

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公然の秘密

Sheath (シース)

sheath 読み:しーす
とは、

【名】

概要

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sheath」は「何かを包み込む・覆うもの」を意味する名詞。
もともとは「刃物のさや」を指すが、技術や医療の分野では保護のための外側のカバー」を広く指す。

工業用語ではケーブルやヒーターなどの外装材を指す場合が多い。

語源

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古英語 sceaþ「さや、覆い」が語源。ゲルマン語派に由来し、「包む・覆う」という意味を持っていた。

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