フェルマーの最終定理 (ふぇるまーのさいしゅうていり)

Fermat’s Last Theorem 読み:フェルマーズラストシオーレム
フェルマーの最終定理 読み:ふぇるまーのさいしゅうていり
とは、

概要

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フェルマーの最終定理とは、「nが3以上の自然数のとき、xⁿ + yⁿ = zⁿ を満たす自然数x、y、zは存在しない」という定理

この方程式は、n が2より大きい正の整数の場合、x、y、z がすべて正の整数である解を持たない、というもの。

17世紀にピエール・ド・フェルマーによって提唱されたが、彼は証明を残さなかった。その後300年以上にわたり、多くの数学者がこの定理の証明に挑戦したが、成功しなかった。

最終的に、1994年にアンドリュー・ワイルズによって証明が完成し、1995年に公表された。この証明は非常に複雑で、現代数学の高度な技術を用いた。

フェルマーの最終定理の証明は、数学史上最も有名な未解決問題の一つが解決されたという点で、数学界に大きな影響を与えた。

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自然数

定理

theorem

定理 (読み)ていり

定理 (テイリ)
とは、

語源

「さだめる」ことわり」で、「定められた」という意味から。

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ヨハネの黙示録 (よはねのもくしろく)

ヨハネの黙示録 読み:よはねのもくしろく
黙示録 読み:モクシロク
とは、

新約聖書の最後に収められている書物』

概要

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ヨハネの黙示録は、ヨハネという人物によって書かれたとされ、新約聖書の最後に収められている。

黙示録には、神の啓示として、終末、最後の審判、神の王国の到来に関する象徴的な記述が含まれている。

解釈が難しく、教派や学者の間でも様々な解釈がなされている。

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新約聖書

新約聖書 (しんやくせいしょ)

新約聖書 読み:しんやくせいしょ
とは、

『キリスト教徒たちによって書かれた、キリスト教の正典

概要

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新約聖書は、キリスト教の聖典で、イエス・キリストを中心とした神との「新しい契約」に関する書物。

旧約聖書がイスラエルの民と神の関係を記したのに対し、新約聖書はイエスの生涯や教え、初期キリスト教の広がりを記録している。

四つの福音書、使徒の働き、書簡、ヨハネの黙示録などで構成され、ギリシャ語で書かれた。

キリスト教では旧約聖書とともに聖書の一部とされる。

語源

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新約「新しい契約」という意味で、キリストによって結ばれた神との新たな関係を指し、旧約聖書と対比される。

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正典

聖典

福音書

旧約聖書

旧約聖書 (きゅうやくせいしょ)

旧約聖書 読み:きゅうやくせいしょ
とは、

『ユダヤ教およびキリスト教の正典

概要

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旧約聖書は、ユダヤ教の聖典であり、キリスト教においても聖書の一部とされる書物。

創世記、出エジプト記、詩篇など、多くの書が含まれ、神とイスラエルの民との契約や歴史、教えが記されている。

ヘブライ語やアラム語で書かれたものが元になっている。

語源

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旧約「古い契約」という意味で、キリスト教では「新約聖書」と区別するためにこう呼ばれる。

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正典

聖典