イタリア語

Capriccio (カプリッチョ)

capriccio 読み:かぷりっちょ
とは、

【名】

音楽

概要

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Capriccio」は、イタリア語で「気まぐれ」や「突発的な思いつき」を意味する名詞。

芸術分野では、特に音楽や絵画で、厳密な形式に縛られず自由に表現された作品を指す。

クラシック音楽では「Capriccio」と題された楽曲が多く、作曲者の即興的・遊び心ある発想を表現していることが多い。

例文

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・Il bambino ha fatto un capriccio al supermercato.
その子どもはスーパーで駄々をこねた。

・Il pianista ha suonato un capriccio pieno di fantasia.
ピアニストは想像力あふれるカプリッチョを演奏した。

語源

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イタリア語 capriccio は、capra「ヤギ」と riccio「縮れ毛」に由来するという説がある。
もともと「鳥肌が立つような感覚」や「身震い」を表した語で、そこから「気まぐれ」「突発的な感情」という意味に転じた。

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Prosciutto (プロシュット)

prosciutto 読み:プロシュット/プロシュート
とは、

概要

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Prosciutto」は、豚肉を塩漬けして熟成させたハムを指す。

日本では特に加熱せずに作る生ハムを意味することが多い。

イタリア語ではハム全般を指し、加熱済みの「Prosciutto Cotto(プロシュートコット)」も含まれる。

薄くスライスして前菜やサラダ、サンドイッチなどに用いられることが多く、イタリア料理で広く親しまれている。

語源

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イタリア語の動詞 prosciugare「乾燥させる、脱水する」に由来する。
豚肉を塩漬けして水分を抜き、保存性を高める調理法から名前がついた。

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Gazebo (ガゼボ)

gazebo 読み:がぜぼ
とは、

【名】

概要

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ガゼボは、庭園や公園に設置される、屋根のある開放的な小建築物を指すイタリア語。

眺めを楽しむことを目的とした造りになっており、軽やかなデザインが特徴。

英語圏でも「gazebo」として取り入れられ、世界中で一般的に使われる言葉となった。

語源

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イタリア語「gazebo」は、「見る」という意味を持つ動詞「gazare」に由来し、「眺めるための建物」という意味を持つようになった。

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Mafia (マフィア)

mafia 読み:まふぃあ
とは、

概要

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Mafiaは、イタリア発祥の秘密犯罪組織を指す言葉で、特にシチリア島を起源とする組織を指すことが多い。

組織内では家族的な結びつきが強く、独自のルールに基づいて活動する。

主に違法な取引、恐喝、暴力行為などに関与し、政治や経済にも影響を及ぼすことがある。

語源

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Mafiaの語源は明確ではないが、アラビア語の mahjas「大胆、不遜」に由来するという説がある。また、シチリア方言の mafioso「誇り高い者」とも関連があるとされ、これが転じて「Mafia」という言葉が生まれたと考えられている。

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Cavatappi (カヴァタッピ)

cavatappi 読み:かゔぁたっぴ
とは、

【名】

概要

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カヴァタッピは、短い筒状で螺旋状にねじれた形をしたパスタで、ソースが絡みやすいため、サラダグラタンスープに使われることが多い。

元々「カヴァタッピ」はイタリア語で「コルク抜き」を意味し、その形がコルク栓を引き抜く道具に似ているため、この名前が付けられた。

「コルク抜き」という意味は今でも使われているが、パスタ名としての使用が一般的になっている。

語源

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イタリア語の cavare「引き抜く」tappo「栓」から来ており、元々コルク栓を引き抜く道具を指していた。パスタの形がそのコルク抜きの道具に似ていることから、この名前が付けられた。

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