日本語
執事 (しつじ)
執事 読み:シツジ
とは、
『雇われて家事等の仕事を担当する職』
概要
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執事は、主人に仕えて家の業務全般を管理する役職。
使用人を統率し、屋敷内の秩序と業務を取り仕切る。
教会では、儀式の準備や運営を担当する役職としても使われる。
語源
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執「とりおこなう」事「しごと」で、「仕事を執り行う者」を表す。
中国の官職名に由来し、のちに家政職や教会職の意味で定着した。
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利潤 (りじゅん)
利潤 読み:リジュン
とは、
『もうけ』
概要
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利潤とは、商品やサービスの販売・取引などの経済活動によって得た収入から、原材料費・人件費・設備費などの費用を差し引いた残りの利益のこと。
一般的には「もうけ」や「利益」とも言われるが、特に資本主義経済では、資本を投下して得られる収益の源泉として重要視される。
経済学では、利潤は企業が成長し続けるための原動力とされ、投資や競争を促進する要因にもなる。
マルクス経済学では、利潤は労働者の生み出す価値のうち資本家が無償で得る部分(剰余価値)と位置づけられ、搾取の構造としても問題視される。
例文
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・利潤を最大化するために、生産効率を見直した。
・企業の存在目的は利潤の追求にあるとされる。
語源
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資本 (しほん)
資本 読み:シホン
とは、
『生産活動を行うためのもとで』
概要
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資本とは、ビジネスや経済活動において、利益を得るために使われる元手や基盤となるものを指す。
具体的には、現金・株式・機械・土地・建物など、生産や取引に使われる財や価値のあるもの全般が含まれる。
経済学では「労働」「土地」と並ぶ生産の三要素の一つとされ、企業の設備投資・商品仕入れ・労働力の確保などに使われる。
また、企業や個人が利益を得る目的で投資に回すお金という意味でも用いられる。
例文
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・起業にはある程度の資本が必要だ。
・外国からの資本が国内市場に流入している。
語源
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資「たすける」本「もと」を組み合わせた熟語で、もともとは「事業を助けるもととなるもの」という意味。
経済学用語としての「資本」は、西洋の capital にあたる語で、明治期に訳語として定着した。