日本語

活版印刷 (かっぱんいんさつ)

活版印刷 読み:カッパンインサツ
とは、

概要

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活版印刷とは、鉛などで作られた一文字ずつの活字を組み合わせて版を作り、インクをつけて紙に転写する印刷方式。

ヨハネス・グーテンベルクが15世紀に実用化し、近代印刷の始まりとなった。

日本には16世紀末に伝わり、江戸時代以降に普及。

近年では写真製版やデジタル印刷に主流が移ったが、独特の風合いを活かした印刷表現として再評価される場面もある。

語源

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活版で印刷することから、「活版印刷」と呼ばれる。

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活版

活字

活版 (かっぱん)

活版 読み:カッパン
活字版 読み:カツジバン
とは、

概要

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活版とは、活字と呼ばれる一文字ずつの金属文字を並べて組み、印刷に用いるための版のこと。

「活版印刷」を略して指す場合もある。

本来は「印刷に使う版」そのものを意味し、「活字版」とも呼ばれる。

語源

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「動かせる、再利用できる」「印刷に使う板状のもの」という意味から。組み替え可能な活字を並べて作る印刷版であることから、「活版」と呼ばれるようになった。

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活字

活字 (かつじ)

活字 読み:カツジ
とは、

概要

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活字とは、印刷に使うための一文字ごとの型、またはそれによって刷られた文字を指す。

近代の印刷技術である活版印刷では、鉛を主成分とする合金で鋳造された活字を用いて文字を組み、印刷を行った。

初期には木製の活字や銅製の活字も存在したが、実用化されたのは鉛合金が中心である。

現代では、印刷物に使われるフォントや文字そのものを指して「活字」と表現することもある。

語源

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「活動的な、動かせる」「文字」の構成から成る言葉。一文字ずつを自由に並べ替え、何度でも使用できる性質からこの名が付いた。この可動性を活かした印刷方式が「活版印刷」と呼ばれ、活字という概念とともに広まった。

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大叔母 (おおおば)

大伯母/大叔母 読み:オオオバ
とは、

概要

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大伯母/大叔母とは、祖父または祖母の姉や妹を指す言葉。

また、その配偶者、すなわち祖父母の兄弟の妻も同様に大伯母/大叔母と呼ばれる。

自分から見て、父母の姉妹である「伯母叔母」よりもさらに上の世代にあたる女性親族に対して使われる。

日本では、年齢に応じて祖父母の姉を「大伯母」、妹を「大叔母」と書き分けることがあるが、実際には厳密に区別されないことも多い。

語源

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伯母」は父の姉、「叔母」は父の妹を指す古代中国の親族呼称に由来する。「大伯母」「大叔母」は、祖父母の世代の伯母/叔母であることを示すため、「大」の字を冠して作られた表現である。

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伯母/叔母