活字 (かつじ)

活字 読み:カツジ
とは、

概要

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活字とは、印刷に使うための一文字ごとの型、またはそれによって刷られた文字を指す。

近代の印刷技術である活版印刷では、鉛を主成分とする合金で鋳造された活字を用いて文字を組み、印刷を行った。

初期には木製の活字や銅製の活字も存在したが、実用化されたのは鉛合金が中心である。

現代では、印刷物に使われるフォントや文字そのものを指して「活字」と表現することもある。

語源

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「活動的な、動かせる」「文字」の構成から成る言葉。一文字ずつを自由に並べ替え、何度でも使用できる性質からこの名が付いた。この可動性を活かした印刷方式が「活版印刷」と呼ばれ、活字という概念とともに広まった。

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