日本語
割譲 (かつじょう)
割譲 読み:カツジョウ
とは、
『所有物の一部をを譲渡すること』
概要
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割譲は、主に国家間の条約や協定において、領土の一部を他国に譲り渡す場合に使われる言葉。
多くの場合、戦争の結果や外交交渉の末に不利な条件として行われるため、強制的・消極的な意味合いを伴うことが多い。
個人間の物のやりとりにはほとんど用いられず、政治的・法的文脈で使われることが特徴。
例文
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・日清戦争後の下関条約で、清国は遼東半島を日本に割譲した。
・植民地時代、多くの土地が不平等条約によって外国に割譲された。
語源
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割「分ける」譲「ゆずる、あたえる」で、つまり「分けて他者に譲り渡す」という意味から。
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瑠璃 (るり)
瑠璃 読み:ルリ
とは、
『青色の宝石鉱物およびその青色』
『ラピスラズリ』
『七宝の一つ』
概要
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瑠璃は、主にラピスラズリという鉱物を指す青色の宝石で、古代から装飾品や工芸品に用いられてきた。
鮮やかで深い青色が特徴で、絵具や顔料としても利用された。
日本では「瑠璃色」という表現で深い青色を指す言葉として定着しており、装飾や文学表現において美しさや高貴さを象徴する。
また、瑠璃は仏教における七宝の一つであり、極楽浄土を構成するとされる貴重な宝物として宝飾・宗教的価値も持つ。
語源
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「瑠璃」という言葉は、サンスクリット語の vaiḍūrya に由来する。中国でこの語を音写して「吠瑠璃(へいるり)」と表記され、さらに省略されて「瑠璃」となった。
なお、vaiḍūrya の名称はスリランカのヴァイドゥーリヤ山(現在のバドゥッラ)に由来し、この山で良質なラピスラズリが産出されたことにちなむ。
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事変 (じへん)
事変 読み:ジヘン
とは、
『広範囲にわたる非常事態や騒乱』
『宣戦布告なしに行われる国家間の戦闘行為』
概要
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事変は、国際法上の「戦争」には当たらないが、実際には軍事行動や武力衝突を含む大規模な事件を表すために使われる言葉。
特に日本では、1931年の「満州事変」など、戦争という表現を避けつつも事実上の戦争状態を指す場合に多く用いられた。
例文
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・歴史の授業で、満州事変について学んだ。
語源
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事「できごと、事件」変「変化、異常なできごと」で、つまり「通常ではない大きなできごと」という意味から。
主に歴史的・軍事的文脈で使われる漢語。