日本語

熾火 (おきび)

熾火 読み:オキビ
とは、

概要

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熾火とは、炎が消えた状態でも炭や灰の中で赤く燃え続け、安定した熱を保つ火のことを指す。

単なる余熱ではなく、調理や暖房などで積極的に利用される熱源として重要な状態である。

BBQ料理では、強い炎よりも熾火の方が火力が安定し、焦げ付きにくく適している場合が多い。

火種や焚き火の持続を示す言葉としても使われ、火の変化する様子を表現する際に用いられる。

語源

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「燃えて赤くなった炭火」という意味で、「」と組み合わせて「熾火」となり、「炎は消えたが赤く燃え続ける火」を表す。
古くから火の状態を細かく表現する言葉の一つとして用いられてきた。

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内政 (ないせい)

内政 読み:ナイセイ
とは、

概要

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内政」とは、国や地方自治体の内部で行われる政治行政全般を指す言葉。

外交や対外関係に対して、国内の政策法律の制定、経済・社会問題への対応など、国民生活に直接関わる事柄を含む。

政治の文脈で使われることが多く、国の内部の動きや問題に焦点を当てる場合に用いられる。

語源

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「内側、内部」政治行政」という意味から。つまり「内政」は「国や地域の内部の政治」を表す熟語。政治行政の分野で使われる漢語。

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政治

行政

喝上げ (かつあげ)

喝上げ 読み:カツアゲ
とは、

概要

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喝上げ」は、主に不良や暴力団などが、他人に対して威圧的な態度や言葉で脅し、金や物を無理やり巻き上げる行為を指す言葉。被害者の意思に反して無理に奪い取る点で、恐喝やゆすりと近い意味を持つ。

特に日本の昭和から平成初期の不良文化の中で多く使われ、学校内や街中での「不良による金銭の取り立て」などが典型例とされる。

語源

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「おどす、どなる」上げ「巻き上げる」という意味から。つまり「喝上げ」は「どなりつけて金品を奪い取ること」を表す俗語。昭和期の不良文化の中で「恐喝して巻き上げる行為」を指す言葉として広まった。

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歩様 (ほよう)

歩様 読み:ホヨウ
とは、

概要

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歩様」は、人や動物が歩くときの足の運び方やその様子を表す言葉。

歩く速度、姿勢、バランス、力強さや滑らかさなど、歩行に関するあらゆる特徴を含む。

特に馬や犬などの動物に対して使われることも多く、その動きの種類や癖を表す専門用語としても用いられる。

日常会話ではやや硬い表現であり、文学や技術的な文脈で使われる傾向がある。

例文

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・彼の歩様にはどこか威厳がある。

・競走馬の歩様をチェックする。

語源

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「あるく」「ようす、ありさま」という意味から。つまり「歩様」は「歩くときのようす」や「足の運び方」を表す熟語。

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錯誤 (さくご)

錯誤 読み:サクゴ
とは、

概要

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錯誤」は、事実や状況を誤って認識したり、誤解したまま判断・行動してしまうことを指す。

一般的には「思いちがい」や「勘違い」といった意味で使われるが、法律分野では特に「意思表示に対応する認識に誤りがある場合」を指す専門用語として使われる。
たとえば、価格を間違って提示したようなケースでは「錯誤による無効」が問題になることがある。

語源

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「交差する、入り組む、食い違う」=本来あるべきものとずれたり、混じり合って誤ることを表す。
「あやまり、正しくないこと」=明確なミスや不正確さを指す。
つまり「錯誤」は、単なる間違いではなく、複雑な認識のずれや食い違いから生じる誤りを意味する熟語。それぞれの漢字が持つ異なるニュアンスが組み合わさることで、より具体的で深みのある「まちがい」の状態を表している。

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