
熾火 読み:オキビ
とは、
『炎を上げずに燃えている状態の薪や炭』
概要
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熾火とは、炎が消えた状態でも炭や灰の中で赤く燃え続け、安定した熱を保つ火のことを指す。
単なる余熱ではなく、調理や暖房などで積極的に利用される熱源として重要な状態である。
BBQや薪料理では、強い炎よりも熾火の方が火力が安定し、焦げ付きにくく適している場合が多い。
火種や焚き火の持続を示す言葉としても使われ、火の変化する様子を表現する際に用いられる。
語源
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熾「燃えて赤くなった炭火」という意味で、「火」と組み合わせて「熾火」となり、「炎は消えたが赤く燃え続ける火」を表す。
古くから火の状態を細かく表現する言葉の一つとして用いられてきた。