食・料理

文化干し (ぶんかぼし)

文化干し 読み:ブンカボシ
とは、

概要

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文化干しとは、主に日本で行われる干物の製法の一つで、魚をセロハンで包み冷温風機で乾燥させる方法を指す。

現在、衛生面や生産効率の問題で天日干しは減少しており、その代わりとして、効率よく衛生的な製法である文化干しが増えている。

起源・由来

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起源は諸説あり、以下のようなものがある。

包装方法

干物の包装材として木箱や新聞紙を用いていた時代、水産加工物会社の「東京仙印商店」がセロハンに包み販売したことから。その梱包が文化的であったことから、「文化干し」と表された。

乾燥方法

自然の力で乾燥させる天日干しに対し、文化的な方法で乾燥させることから「文化干し」と呼ばれるようになった。

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文化

紅麹 (読み)べにこうじ

紅こうじ (ベニコウジ)
とは、

概要

紅麹菌は、主に中国や台湾で古くから用いられている麹菌で、小豆のような紅色をしている。

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麹 (読み)こうじ

(コウジ)
とは、

日本の麹

日本では、主にコウジカビを中心にした微生物を繁殖させる。

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カビ

発酵 (はっこう)

発酵/醗酵 読み:ハッコウ
とは、

概要

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発酵とは、微生物 (細菌、酵母カビなど) が有機物 (糖類やアミノ酸など) を分解し、その過程で生じる化学変化のこと。

この過程で生じるエネルギーを利用して、微生物が成長し、また新たな物質 (アルコールや有機酸) が生成されることがある。

語源

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「生じる」酵素」で、「微生物の酵素によって生じたもの」という意味から。

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酵素

金平 (きんぴら)

金平 読み:キンピラ
とは、

語源

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江戸時代に流行した人形浄瑠璃 “金平浄瑠璃” が由来。ごぼうのしっかりした食感や、唐辛子の辛さを、主人公の坂田金平の強さや勇ましさに例えたことから。

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金平ごぼう (きんぴらごぼう)