フランス語

aventure (アバンチュール)

aventure 読み:アバンチュール/アヴァンチュール
とは、

【名】

概要

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aventure」は、「冒険」や「予期せぬ出来事」を意味する名詞。

英語の「adventure」と語源を同じくし、フランス語では日常会話のほか文学作品などでも頻繁に用いられる。

特に恋愛関係において「一時的な情事」や「浮気」を指す場合もある。

例文

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・Il rêve d’une grande aventure.
彼は大きな冒険を夢見ている。

・C’était juste une aventure sans lendemain.
それはただの一夜限りの関係だった。

語源

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ラテン語 adventura「これから起こること」に由来し、ad「〜へ」と venire「来る」が結合した語。
つまり「これからやって来る出来事」という意味から、「冒険」「予期せぬ体験」を表すようになった。

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étiquette (エチケット)

étiquette 読み:エチケット/イティケット/エティケット
とは、

【名】

概要

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étiquette」は、社交の場や公式の場で求められる礼儀作法やふるまいの規範を表すフランス語の名詞。

英語にも etiquette の綴りで取り入れられており、意味もほぼ同じだが、フランス語ではより格式的で伝統的な場面に使われる傾向がある。

日常的なマナーよりも、社会的な立場や場の品格を重んじる「礼儀」を指す。

例文

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・Il faut respecter l’étiquette lors d’un dîner officiel.
公式の晩餐会では礼儀作法を守らなければならない。

語源

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古フランス語 estiquette「注意書き、指示」に由来する。
もとは宮廷の行事や儀式で守るべき規則を書いた札を指し、そこから「作法」「礼儀」という意味に発展した。

つまり「étiquette」は「行動のきまりを記したもの」から転じて「礼儀作法」を表す語となった。

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作法

マナー

façade (ファサード)

façade 読み:ファサード
とは、

【名】

概要

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façadeは、建物の正面部分や外観を指す名詞。
建築分野でよく使われ、特に「装飾的な正面」を意味する。

また、façade比喩的に人や物事の外見、体裁、うわべの印象を表す語としても用いられる。

例文

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・La façade de l’église est magnifique.
その教会の正面は壮麗だ。

・Il cache sa tristesse derrière une façade de bonheur.
彼は幸福のうわべの裏に悲しみを隠している。

語源

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イタリア語 facciata「顔、正面」に由来し、さらにラテン語 facies「顔」に遡る。
つまり「顔」や「外側の見え方」という意味から転じて、「建物の顔=正面」や「外見的な姿」を指す語となった。

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rôtisserie (ロティサリー)

rôtisserie 読み:ロティサリー/ロティスリー
とは、

【名】

概要

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rôtisserie」は、フランス語で「肉を回転させながら焼くこと」や「そのための装置」、また「ロースト料理を提供する専門店」を指す言葉。

特にフランス料理では、鶏や肉を串に刺して炙り焼きにする調理法や、その料理を提供する店の名称として使われる。

例文

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・Le poulet a été cuit à la rôtisserie.
その鶏はロティサリーで焼かれた。

語源

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フランス語 rôtir「焼く」に名詞語尾 -erie がついたもの。

英語の「rotisserie」は、このフランス語の単語がそのまま取り入れられたものである。

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Chapon (シャポン)

chapon 読み:しゃぽん
とは、

【名】

概要

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chapon」は、フランス語で去勢した雄鶏を指す名詞で、特に柔らかく風味の良い肉を得るために飼育されたものをいう。

料理の分野でもその肉を使ったローストや煮込みを「シャポン」と呼ぶことがある。

語源

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ラテン語 cappō「去勢された雄鶏」に由来し、古フランス語を経て現代フランス語 chapon となった。もともと「去勢する」という意味の動詞 caper(ラテン語 capō)」に関連し、食用に適した雄鶏を指す言葉として定着した。

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