フランス語

Chapon (シャポン)

chapon 読み:しゃぽん
とは、

【名】

概要

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chapon」は、フランス語で去勢した雄鶏を指す名詞で、特に柔らかく風味の良い肉を得るために飼育されたものをいう。

料理の分野でもその肉を使ったローストや煮込みを「シャポン」と呼ぶことがある。

語源

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ラテン語 cappō「去勢された雄鶏」に由来し、古フランス語を経て現代フランス語 chapon となった。もともと「去勢する」という意味の動詞 caper(ラテン語 capō)」に関連し、食用に適した雄鶏を指す言葉として定着した。

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parité (パリテ)

parité 読み:ぱりて
とは、

【名】

概要

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paritéは「均等・同等」を表す名詞で、政治分野では議会や政府の構成を男女同数にする制度や理念を指す。

経済分野では通貨の平価や等価関係を指す。

数学・情報分野では「偶奇」の意味で使われる場合もある。

例文

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・La parité entre les hommes et les femmes est essentielle dans une démocratie.
男女間の平等は民主主義において不可欠である。

語源

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ラテン語 paritas「同等、均一」から。
形容詞 par「等しい」に由来する。

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Brunoise (ブリュノワーズ)

brunoise 読み:ぶりゅのわーず
とは、

【名】

概要

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brunoiseはフランス料理における野菜の切り方の一つで、約2〜3mm角の非常に細かいさいの目切りを指す。

主にソースやスープの具材として使われ、火の通りが早く、食感や見た目を整えるために用いられる。

例文

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・Le chef a préparé une brunoise de carottes et d’oignons pour la sauce.
シェフはソース用に人参と玉ねぎのブルノワーズを用意した。

語源

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brunoise」の語源ははっきり解明されていないが、有力な説としてフランス語の brun「茶色」に由来するとされる。
細かく刻んだ野菜をバターなどで炒めると茶色く色づくため、この調理法全体を指す言葉になったと考えられている。

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さいの目切り

Assiette (アシェット)

assiette 読み:あしぇっと
とは、

【名】

概要

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Assiette はフランス語で「皿」を意味する言葉で、日常的には食卓に用いる平らな皿を指す。

また、料理分野では盛り付けられた料理の一人前の分量や一皿のコースを表すこともある。

日本の飲食業界や洋食店でも、この語をそのまま用いてメニュー名や盛り付けのスタイルを示す場合がある。

例文

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・J’ai commandé une assiette de fromages.
チーズの盛り合わせを一皿注文した。

語源

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ラテン語 assidēre「座る、置く」に由来し、中世フランス語 assiette「置くこと、位置」を経て「皿」の意味に変化した。
もともとは物を置く場所や位置を意味し、そこから食べ物を置く「皿」を指すようになった。

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Suède (スエード)

suède 読み:すえーど
とは、

【名】

概要

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suède は、第一義では「スウェーデン」という国名を意味する単語。

衣類や皮革製品の分野では、動物の革の裏面を細かく起毛させた素材を表す言葉として用いられる。
起毛加工により、表面が繊細で均一な毛羽立ちを持つのが特徴で、手袋・靴・ジャケットなどに使用される。

語源

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本来の意味は「スウェーデン」。
18世紀のフランスにおいて、 “gants de Suède“「スウェーデンの手袋」という表現で、スウェーデン産のやわらかい革を使った高級手袋が人気となり、その素材や加工法を「suède」と呼ぶようになった。
この語はその後、英語にも「suede」として取り入れられた。

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