おだつ 読み:オダツ
とは、
北海道の方言
『ふざける、調子にのる』
概要
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「おだつ」とは、北海道の方言で、「調子に乗る」「ふざけてはしゃぐ」「騒ぐ」といった意味を持つ言葉。
主に子どもや若者などがはしゃぎすぎたり、ふざけすぎたりしている様子に対して使われることが多い。大人が子どもをたしなめるときによく用いられる。
例えば、「おだつなよ!」は「ふざけるな」「調子に乗るな」という意味になる。軽い注意からややきつめの叱責まで幅広く使われる表現。
使用例
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・そんなにおだつんでない!
(そんなにふざけるんじゃないよ!)
・子どもたちが外でおだって遊んでたよ。
(子どもたちが外でふざけながら遊んでいたよ。)
語源
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「おだつ」は、「おだてる」に由来するという説が有力で、「おだてに乗る」「おだてられて調子に乗る」といった意味から派生したと考えられている。つまり、誰かに持ち上げられたり、いい気になってふるまう様子を指して使われるようになった。