方言

ウチカビ (うちかび)

ウチカビ 読み:うちかび
とは、

概要

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ウチカビとは、沖縄の伝統的な紙銭で、先祖供養の際にあの世のお金として燃やす。

旧盆や清明祭(シーミー)などの行事で使われ、先祖があの世で困らないようにするための習慣。

語源

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昔は「カビウチ(紙打ち)」と呼ばれ、刻印を藁紙に押して作られていたため、「ウチカビ(打ち紙)」と呼ばれるようになった。

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イキる (いきる)

イキる 読み:イキル
とは、

概要

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「イキる」とは、「粋がる」の略であり、本来は謙虚に振る舞うべき状況で自信過剰や偉そうな態度を取る行為を指す。

元々は関西地方の方言として使われていたが、現在では全国的に広まり、主に否定的なニュアンスで用いられる。

過剰な振る舞いによって信用を損なう行為を揶揄する際に使われることが多い。

語源

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粋がる」を略した表現。

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粋がる

アテ (あて)

アテ 読み:あて
とは、

概要

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アテ」とは、関西地方(特に大阪や京都など)で使われる方言で、酒を飲むときに一緒に食べる軽い料理やつまみのことを指す。

標準語でいう「おつまみ」や「酒の」にあたる言葉。

干物、漬物、枝豆、焼き鳥など、種類は様々で、居酒屋や家庭でも日常的に使われる。

語源

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「酒にあてがう料理」という意味からといわれている。

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おつまみ

おだつ (オダツ)

おだつ 読み:オダツ
とは、

北海道の方言

『ふざける、調子にのる』

概要

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おだつ」とは、北海道の方言で、「調子に乗る」「ふざけてはしゃぐ」「騒ぐ」といった意味を持つ言葉。

主に子どもや若者などがはしゃぎすぎたり、ふざけすぎたりしている様子に対して使われることが多い。大人が子どもをたしなめるときによく用いられる。

例えば、「おだつなよ!」は「ふざけるな」「調子に乗るな」という意味になる。軽い注意からややきつめの叱責まで幅広く使われる表現。

使用例

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・そんなにおだつんでない!
 (そんなにふざけるんじゃないよ!)

・子どもたちが外でおだって遊んでたよ。
 (子どもたちが外でふざけながら遊んでいたよ。)

語源

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おだつ」は、「おだてる」に由来するという説が有力で、「おだてに乗る」「おだてられて調子に乗る」といった意味から派生したと考えられている。つまり、誰かに持ち上げられたり、いい気になってふるまう様子を指して使われるようになった。

同義語

おだち

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方言

めばちこ (メバチコ)

めばちこ 読み:メバチコ
とは、

近畿地方の方言

麦粒腫

概要

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めばちこ」とは、関西地方を中心に使われる方言で、医学的には「麦粒腫」、一般には「ものもらい」と呼ばれる目の病気を指す。

まぶたのふちに細菌が感染して腫れたり、痛みを伴ったりする状態のこと。

語源

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語源については諸説あるが、有力な説の一つに「目をパチパチする(=まばたきを繰り返す)」という動作に由来するという説がある。ものもらいができると目が気になってパチパチとまばたきすることから、「めばちこ」という呼び名になったとされている。他にも「ばちこ」が腫れやできものを意味する方言から来ているという説もある。

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麦粒腫

ものもらい

方言