方言

どんつき (ドンツキ)

どんつき 読み:ドンツキ
とは、

概要

どんつきとは、道や通路などを進んだ先にある突き当たりを意味する言葉である。
これ以上先へ進めない場所や、行き止まりになっている場所を指して使われる。

関西圏を中心によく使われる口語表現で、「突き当たり」や「行き止まり」に近い意味を持つ。

日常会話では、建物内の廊下や路地、道路案内などで使われることが多く、「一番奥」を指す表現として用いられることもある。

例文

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・廊下をまっすぐ進んで、どんつきの部屋に入ってください。

・この道はどんつきで行き止まりになっている。

・路地のどんつきを右に曲がると目的地がある。

語源

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どん」は物に強く当たる音を表す擬音語、または「どん底」「どん詰まり」などにも見られる、極限や強調を表す語とされる。
つき」は「突き当たり」や「突き当たる」を意味する。
つまり「どんつき」は「突き当たった先の一番奥の場所」、すなわち道や通路の最終地点を表す口語表現である。

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いてこます (イテコマス)

いてこます 読み:イテコマス
とは、

概要

いてこますは、主に関西地方で使われる俗語で、相手を強くやっつけたり、こらしめたりすることを意味する言葉である。

実際の暴力行為を指す場合もあるが、「徹底的に負かす」「容赦なくやる」といった比喩的な意味で使われることも多い。

威勢のよい荒っぽい表現として知られ、日常会話や漫才、映画、漫画などで用いられることがある。

例文

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・そんなことばかりしてると、いてこますぞ。

・うちのチームが相手チームをいてこました

・次は本気でいてこましたるからな。

語源

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関西方言に由来する語である。
「行ってかます」が変化したとする説が広く知られており、「相手のところへ行って徹底的にやる」という意味から生まれたと考えられている。

ただし語源については諸説あり、定説はない。

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きどい (キドイ)

きどい 読み:キドイ
とは、

山形方言

概要

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きどい」は、山形を中心に使われる方言で、主に山菜のあくやえぐみ、強いクセを感じるときに使う語。

味が濃い、風味がとがっている、といったニュアンスを含み、食べづらさを伴う場面で用いられることが多い。「この山菜、きどくてかんねー(食えねー)」のように、日常の食に関する感覚的な表現として定着している。

例文

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・このわらび、きどくて食われね。

・山菜は好きだけど、これはちょっときどいな

語源

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語源には諸説があり確定していない。

一説では、「きっと」の古い形とされる「きと」に由来し、「そのもの本来の特徴がはっきり表れている」という性質を示す語だったとされる。
この説では富山方言「きときと(新鮮で活きが良い)」と同系統とみなすが、学術的な裏付けは十分ではなく、推測的な位置づけにとどまる。

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へらこい (ヘラコイ)

へらこい 読み:ヘラコイ
とは、

概要

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へらこい」は、近畿地方を中心に、中国地方や四国地方の一部でも使われる方言で、「ずる賢い」「要領がいい」「抜け目がない」といった意味を表す。

会話の中では、相手の抜け目なさや口のうまさを軽く揶揄する場面で使われることが多い。

地域によって響きにやや違いがあり、単に「世渡りが上手」という肯定的なニュアンスで使われることもある。

例文

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あの子はへらこいから、初対面でもすぐに場を盛り上げる。

語源

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語源は明確ではないが、いくつかの説がある。有力なものの一つに、「はらぐろい(腹黒い)」が音変化して「へらこい」になったとする説がある。

ほかに、「へらへら」した軽妙さと「こい(濃い)」を組み合わせたという説や、「減らす」と「こい」が結びついたとする説もある。

いずれにせよ、西日本の話し言葉の中で生まれた表現と考えられている。

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こって牛 (こってうし)

こって牛 読み:コッテウシ
とは、

概要

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こって牛」は、地域によって異なる意味を持つ方言的な表現。

鹿児島地方では、「牡牛(おすうし)」や「雄牛(おうし)」を意味し、「ことい牛(特牛)」が訛って変化したとされる。
力強く立派な雄牛を指す言葉として使われることがある。

一方、大阪の河内地方では、親や年長者の言うことを素直に聞かない強情な人を指す俗語として使われる。
主に親しみやからかいの気持ちを込めて用いられることが多い。

共通語ではないが、地域では比較的なじみ深い言い回し。

語源

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鹿児島方言では「ことい牛(特牛)」が転じたとされ、「特別に強い牛」「立派な雄牛」を意味する言葉が「こって牛」となったと考えられる。

河内地方では、「頑固で折れない=こっている」性格と「牛」を結びつけた表現とされ、比喩的に頑固な人の性格を牛に例えて用いたもの。

いずれも地域特有の方言表現である。

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