きときと 読み:キトキト
とは、
富山の方言
『新鮮』
『元気で生き生きしている』
概要
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「きときと」とは、主に富山県を中心とした北陸地方の方言で、「新鮮で活きがよい」「元気で張りがある」といった意味で使われる言葉。
特に魚や野菜などの鮮度が高いものに対して用いられることが多く、富山の市場や観光案内などでも「きときと」は品質の良さを表す表現として親しまれている。
また、人の様子に対しても使われることがあり、「元気で生き生きしている」状態を指す。
使用例
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・きときとの魚が並んどるよ。
(新鮮な魚が並んでいるよ。)
・あの子はきときとしてて、見てて気持ちがいいね。
(あの子は元気で生き生きしていて、見ていて気持ちがいいね。)
語源
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明確な語源は不詳だが、擬態語的な用法で、動きや勢いのある様子を音で表現したものとされる。「ぴちぴち」や「いきいき」に近い感覚で使われる。富山弁としての地域性が強く、県外ではあまり一般的ではない表現。