科学

臭化銀 (しゅうかぎん)

臭化銀 読み:シュウカギン
とは、

概要

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臭化銀は、化学式AgBrで表される臭化物の一種で、銀(Ag)と臭素(Br)が結合した化合物。淡黄色の固体。

光を受けると分解して金属銀を析出する性質(感光性)があり、この特性を利用して、かつて写真フィルムや感光紙の材料として広く使われた。現在でも一部の特殊用途に使用される。

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臭化物

析出

析出 (せきしゅつ)

析出 読み:セキシュツ
とは、

概要

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析出は、液体中から固体の物質が取り出されて沈殿する現象を指す。

特に化学反応によって溶液中に溶けていた物質が固体として分離することを意味する。

語源

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「わかれる」「だす」で、「分けて出す」という意味から。

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臭化物 (しゅうかぶつ)

臭化物 読み:シュウカブツ
とは、

概要

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臭化物とは、臭素と他の元素や化合物が結合してできる化合物

主に金属との結合でできた塩(例:臭化ナトリウム、臭化カリウム)や、有機化合物に臭素が結合したものを指す。

医薬品や写真用感光剤などに用いられる。

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臭素

臭素 (しゅうそ)

臭素 読み:シュウソ
とは、

概要

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臭素は、記号Br、原子番号35の化学元素

周期表のハロゲン元素に属し、室温で液体で存在する数少ない元素の一つ。

刺激臭を持ち、腐食性が強い。海水や塩湖の水に溶けた形で存在し、主に防火剤、農薬、医薬品の原料として使用される。

由来

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刺激臭が特徴的であるため、こう名付けられた。

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ハロゲン元素

pH値 (ぴーえいちち)

potential of Hydrogen 読み:ポテンシャルオブハイドロジェン
水素イオン指数 読み:すいそいおんしすう
pH値 ぴーえいちち
とは、

概要

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pH値は、液体の酸性またはアルカリ性の度合いを示す指標。

溶液中の水素イオン(H⁺)の濃度に基づいて、酸性からアルカリ性までの強さを数値で表す。

「pH」はドイツ語読みで「ペーハー」と呼ばれることもあるが、JISでは英語読みの「ピーエイチ」とされ、教育や科学の分野でもこちらが推奨されている。

pH値の目安

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pH 0〜6:酸性(例:レモン汁、酢)

pH 7:中性(例:純水)

pH 8〜14:アルカリ性(例:石けん水、アンモニア)

語源

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potential of hydrogen水素の力」という意味から。

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potential

hydrogen

水素

アルカリ