英語

knock (ノック)

knock 読み:のっく
とは、

【動】

【名】

概要

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knock は「叩く」「打つ」という物理的動作を表す基本動詞で、ドアをノックする行為から、何かにぶつかる動作まで幅広く使われる語である。

名詞としては、その動作によって生じる「音」や「一撃」を指すほか、比喩的に「失敗」「打撃的な出来事」を意味する場合もある。

口語表現では、人や意見を否定的に評価する意味でも使われ、日常会話からビジネス、比喩表現まで非常に使用範囲の広い語である。

例文

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・He knocked on the door softly.
彼はドアをそっとノックした。

・I accidentally knocked my glass off the table.
私はうっかりグラスをテーブルから落としてしまった。

・The news knocked his confidence.
その知らせは彼の自信を打ち砕いた。

・Don’t knock it until you try it.
やってみるまでは悪く言うなよ。

語源

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古英語 cnocian「打つ、叩く」に由来する語で、ゲルマン系諸語に共通する擬音的要素を持つ動詞である。
物を打ったときの音や衝撃を直接的に表す語として成立し、そこから比喩的に「打撃を与える」「評価を下げる」という意味へも発展した。

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Knocker (ノッカー)

knocker 読み:のっかー
とは、

【名】

概要

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knocker は、動詞 knock「叩く」 から派生した名詞で、「叩くもの」「叩く人」を意味する語。最も一般的な用法は、玄関ドアに取り付けられた金属製の打具(ドアノッカー)を指す意味である。

比喩的には、人の意見や行動を否定してばかりいる人物を指して「knocker(批判屋)」のように使われることもある。

また、イギリス(特にコーンウォール地方)などの民間伝承では、鉱山に棲む妖精・精霊を指す語としても用いられ、坑道内で叩く音を立てて落盤などの危険を人間に知らせる存在とされる。
この用法は「ドアノッカー」とは語源的に連想されつつも、文化的には別系統の意味として定着している。

例文

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・He lifted the brass knocker and hit the door twice.
彼は真鍮のドアノッカーを持ち上げ、ドアを2回叩いた。

・Don’t be a knocker—try to see the positive side.
否定ばかりする人にならず、前向きな面を見てみなよ。

・Miners believed that knockers warned them of cave-ins.
鉱夫たちは、ノッカーが落盤の危険を知らせてくれると信じていた。

語源

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knock「叩く」に、人を表す接尾辞 -er が付いた語で、「叩くもの」「叩く人」という意味から。
妖精としての knocker も、坑道内で叩く音を立てる存在と考えられたことに由来する。
つまり knocker は、「叩く役割を持つ存在」を指す英語として成立した。

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knock

Ballast (バラスト)

ballast 読み:ばらすと
とは、

【名】

鉄道

概要

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ballastは、船や気球、鉄道の線路などで、重量のバランスを整えたり、構造を安定させたりするために積み込む「重し」を指す英単語である。

専門的な文脈では、船の底に入れる「底荷(バラスト水)」、鉄道の線路に敷き詰める「砕石(バラスト軌道)」、照明器具の電流を安定させる「安定器」などを指す。

一般的な意味では、物理的な重しだけでなく、比喩的に「人や組織を安定させる要素や存在」という意味でも用いられる。

例文

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・The ship took on water ballast to improve stability.
その船は安定性を高めるためにバラスト水を取り込んだ。

・The gravel serves as ballast for the railroad tracks.
その砂利は鉄道線路のバラスト(重し)としての役割を果たしている。

Reading is my emotional ballast in times of stress.
ストレスがある時、読書は私の精神的な安定剤になる。

語源

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古低地ドイツ語の bar「単なる、裸の」 last「荷物」に由来するとされる。
つまり「(売買するための商品ではない)単なる重しとしての荷物」という意味から、安定を保つための重量物を指す言葉として定着した。

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Comet (コメット)

comet 読み:こめっと
とは、

【名】

概要

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cometは、氷や塵を主成分とする小天体で、太陽に近づくと揮発成分が蒸発し、核の周囲にコマ(ガスの雲)や尾を形成する。
この特徴的な外見から、古くは不吉な前兆、近代以降は天文観測の対象として捉えられてきた。

この語は、彗星が突然現れて目立つ存在であることから、社会や分野に急激な影響を与える人物や出来事を表す比喩としても用いられる。

例文

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・A bright comet appeared in the night sky.
明るい彗星が夜空に現れた。

・She rose like a comet in the world of sports.
彼女はスポーツ界に彗星のように現れた。

語源

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ラテン語 comēta「長い髪をもつ星」に由来し、さらに遡ると古代ギリシャ語 komētēs「髪の長い人」に由来する。
彗星の尾が髪のように見えたことから、この名が付けられた。

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Tartan (タータン)

tartan 読み:たーたん
とは、

【名】

陸上競技

概要

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tartanは、複数の色糸を用いて縦横に規則的な線を交差させた格子模様の織物を指す語。
スコットランドの伝統的な布地で、氏族(クラン)ごとに異なる柄を持つことで知られる。

一方、日本語では、陸上競技場に用いられる全天候型トラックを指して「タータン」と呼ぶことがある。
この用法は、1960年代にアメリカの3M社が開発した合成ゴム製トラックの製品名「Tartan」に由来する。
1968年のメキシコ五輪で採用されたことで広く知られるようになり、のちに他社製を含む同種の舗装まで含めた通称として定着した。

語源

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フランス語 tiretaine「ティルテーヌ/粗い毛織物」に由来するとされる説が有力。
スコットランドで格子模様の毛織物を指す語として tartan が定着した。

陸上競技用トラックの意味は、20世紀に3M社の商品名「Tartan」が一般名詞化した用法。

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