醍醐味 (だいごみ)

醍醐味 読み:ダイゴミ
とは、

概要

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醍醐味」とは、物事の本質的な楽しさや、真の価値、奥深い味わいのことを意味する言葉。

元々は仏教用語に由来し、最上の味覚を表す言葉だったが、現代では比喩的に使われることが多く、「○○の醍醐味」といった形で、その活動や経験の中で最も魅力的な部分を表す表現として使われる。

たとえば「登山の醍醐味」「読書の醍醐味」など、何かに深く関わったときにこそ得られる、特別な楽しさや価値を指す。

語源

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醍醐味」は、仏教の経典に由来する言葉で、五味と呼ばれる乳製品の中で最上とされる「醍醐」の味のことを意味する。
「醍醐」は牛乳を精製して作られる非常に貴重な乳製品で、仏教では「真理を味わうこと」をこの「醍醐」にたとえた。そこから転じて、物事の中で最も優れた部分や、本質的な価値を「醍醐味」と表現するようになった。

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社 (やしろ)

社 読み:ヤシロ
とは、

概要

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とは、日本の神道において神を祀る建物やその敷地全体を指す言葉。

一般には「神社」と呼ばれる施設の一部を意味し、神の御霊を鎮め、礼拝の対象とする場として存在する。

語源

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」の語源は、屋「建物」 と、代「神を祭るために地を清めた場所」を合わせた言葉。
つまり、「神が宿る清められた建物や場所」を意味する。古代の祭祀では、神のために設けた聖なる空間そのものを「やしろ」と呼び、後に建物が設けられていった。

同義語

お社 (おやしろ)

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神社

Féminisme (フェミニズム)

féminisme 読み:ふぇみにずむ
とは、

【名】

概要

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フェミニズムは、女性の政治的・社会的・経済的な権利を男性と平等にすることを目指す思想や運動を指す。

19世紀末のフランスで登場し、女性の参政権・教育・労働などにおける不平等の是正を求める動きとして発展。

語源

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フランス語 féminin「女性の」-isme「主義・思想」から成る合成語
直訳すると「女性に関する主義」という意味で、19世紀末のフランスで初めて記録された。この語は、女性の地位向上や差別撤廃を訴える運動の文脈で使われ始め、後に英語 feminism として国際的に広がった。

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Manosphere (マノスフィア)

manosphere 読み:まのすふぃあ
とは、

【名】

概要

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マノスフィアとは、インターネット上で男性の権利や関心を中心に議論するコミュニティや運動の総称。特に、現代社会における男性の役割、ジェンダー関係、フェミニズムへの批判、自己啓発、恋愛や結婚に関する話題を扱う。

マノスフィアは、男性が直面する問題を議論する場として始まった一方で、一部のコミュニティでは女性蔑視や過激な発言が問題視されることもある。肯定的な側面としては、男性のメンタルヘルスや社会的圧力についての対話を促す場でもある。

語源

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man「男性」-o-「接続語」sphere「領域」の合成語で、直訳すると「男性の領域」という意味。

この用語は、blogosphere「ブログ圏」にちなんで作られたもので、男性専用の意見交換空間やネットコミュニティを象徴している。

その起源は2009年ごろで、特定の人物が創造したわけではなく、自然発生的に使われ始めたとされている。

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フェミニズム