ひとこと辞書

皇「皇帝、天皇」族「一族」という意味から。

陛「階段」下「した」で、「宮殿の階段の下」という意味から。昔、皇帝に上奏する者は、陛の下にいる護衛にその内容を伝えたことから。

天皇や君主は「陛下」と呼ばれる。

天皇や君主の一族は「殿下」と呼ばれる。

つまり、「陛下」よりも一段格下の尊称として、「殿下」が使われる。

「太上天皇」は、天皇の位を退いた後に、実際には政治的な影響力を持ち続けた人物を指す。

平安時代では、上皇として院政を敷いた天皇がこの称号を得て、政治を支配することが多かった。

退位後も、皇位継承や政治において重要な役割を果たすことがあった。

譲「ゆずる」位「くらい」で、「位を譲る」という意味から。