Siphon Coffee Maker 読み:さいふぉんこーひーめーかー
サイフォン式コーヒーメーカー 読み:さいふぉんしきこーひーめーかー
とは、
『蒸気圧とサイフォンの原理を利用してコーヒーを抽出する器具』
概要
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サイフォン式コーヒーメーカーは、コーヒーを抽出する器具の一つで、ガラス製の上下2つの容器を組み合わせて使用する。
下のフラスコに水を入れて加熱すると蒸気圧でお湯が上部に押し上げられ、挽いたコーヒー粉と混ざる。
加熱を止めると、減圧によってコーヒー液が再び下に戻り抽出が完了する。
短時間で高温抽出されるため、豆の持つクリアな風味や香りが際立つ。
また、お湯とコーヒー粉が均一に混ざるため、抽出ムラが少なく安定した味のコーヒーが淹れられる。
見た目や抽出過程の美しさから喫茶店でも広く用いられている。
語源
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英語「siphon」に由来し、「管・サイフォン装置」を意味する。
英語圏では「Siphon Coffee Maker」「Vacuum Coffee Maker」「Vac Pot」などとも呼ばれるが、日本では「サイフォン」が最も一般的。
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コーヒーサイフォン
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siphon
サイフォン式コーヒーメーカー
『液体を管を使って一方から他方へ移動させる仕組み』
概要
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サイフォンとは、液体を大気圧と重力の働きによって、管を用いて高い位置から低い位置へ移動させる仕組みを指す。
片方の容器を他方より高い位置に置き、管の中を一度液体で満たすことで、液体は自然に流れ続ける。
理科や工学の分野では基本的な原理の一つとして知られており、燃料の移動や水槽の排水などに利用される。
また、一般には「サイフォン式コーヒーメーカー」の名称としてもよく知られている。
語源
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ギリシャ語 siphōn「管、チューブ」に由来し、ラテン語 sipho を経て中期フランス語 siphon となり、英語に取り入れられた。
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サイフォン式コーヒーメーカー
画像:User:Tomia(CC BY-SA 2.5)
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