Panamax (パナマックス)

panamax 読み:ぱなまっくす
とは、

概要

詳細≫

Panamaxとは、パナマ運河を安全に通航できる最大の船の大きさを示す国際的な船舶規格のこと。

運河の構造や通航の安全性を考慮して、船の長さ・幅・深さなどに上限が設けられている。

この規格は、船舶の設計や国際輸送における重要な基準となっており、世界の多くの造船・物流に影響を与えている。

語源

詳細≫

Panama「パナマ共和国」と、maximum「最大」を組み合わせた造語で、「パナマ運河を通航できる最大サイズ」という意味から。
国際的な海運・貿易の分野で使われる。

関連記事

パナマ運河

運河 (うんが)

運河 読み:ウンガ
とは、

概要

詳細≫

運河とは、自然の川ではなく、人の手によって掘られた人工の水路を指す。

主に船の通行や水の運搬を目的として造られ、都市間の物流や灌漑などの用途にも利用される。

海と海、川と川をつなぐ交通路としての機能を果たすことが多く、内陸国や遠隔地の貿易にも大きく貢献する。

代表的な例としては「パナマ運河」「スエズ運河」などがあり、いずれも国際航路として極めて重要な役割を持つ。

語源

詳細≫

「はこぶ、」「かわ、水の流れ」という意味から。
つまり「運河」は「ものや船を運ぶために設けられた川のような水路」を表す熟語。
古くから貿易や灌漑を目的とした土木事業に関連して用いられる語。

関連記事

パナマ運河

パナマ運河 (ぱなまうんが)

Panama Canal 読み:パナマカナル
パナマ運河 読み:パナマウンガ
とは、

概要

詳細≫

パナマ運河は、中米パナマ共和国を横断する全長約82キロメートルの運河で、大西洋(カリブ海)と太平洋を結ぶ重要な海上交通路。

1914年に開通し、それまで南米最南端のマゼラン海峡を回る必要があった航路を大幅に短縮した。

運河は閘門式と呼ばれる仕組みを用い、海抜26メートルのガトゥン湖を通過することで、両洋間の高低差を調整している。

かつてはアメリカ合衆国が建設・管理していたが、1999年にパナマ政府に完全返還された。

世界貿易において非常に重要な役割を担っており、毎年多数の船舶が通航している。

関連記事

運河

画像:Thoroe(CC BY-SA 2.0
出典元はこちら

蛇紋石 (じゃもんせき)

蛇紋石 読み:ジャモンセキ
とは、

概要

詳細≫

蛇紋石は、主にかんらん岩や輝石などの超苦鉄質岩が水と反応して変質したときにできる鉱物の総称。

見た目は緑色〜暗緑色で、滑らかな手触りと脂のような光沢を持ち、蛇の鱗のような模様が見られることからこの名がある。

主な成分はマグネシウムとケイ酸塩で、耐火性や耐薬品性に優れる。

蛇紋岩の主要構成鉱物として知られ、建築材や装飾用としても利用される。

語源

詳細≫

蛇「へび」「もよう」鉱物」という意味から。
つまり「蛇紋石」は、「蛇のような模様をもつ鉱物」という特徴に由来する名称。
地質学・鉱物学の分野で使われる言葉。

関連記事

鉱物

蛇紋岩

蛇紋岩 (じゃもんがん)

蛇紋岩 読み:ジャモンガン
とは、

概要

詳細≫

蛇紋岩は、地殻深部でマグマ由来のかんらん岩などが水と反応して変成した結果できる変成岩の一種。

見た目は暗緑色や黄緑色で、独特の模様や光沢を持つため、石材や装飾品としても利用される。

主成分は蛇紋石で、クロムやニッケルなどを含むこともある。

地質学的にはプレートの沈み込み帯や蛇紋岩メランジなどの場所でよく見られ、地震や地下水の研究においても重要な岩石とされる。

語源

詳細≫

「へび」「もよう」「いわ」で、表面の模様が蛇の皮に似ていることに由来。
つまり「蛇紋岩」は「蛇のような模様を持つ岩石」を意味し、主に地質学や鉱物学の分野で使われる語。

関連記事

蛇紋石

画像:James St. John(CC BY-SA 3.0
出典元はこちら