iPS細胞 (あいぴーえすさいぼう)

Induced pluripotent stem cell 読み:インデューストプルリポーテントステムセル
人工多能性幹細胞 読み:ジンコウタノウセイカンサイボウ
iPS細胞 読み:アイピーエスサイボウ
とは、

概要

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iPS細胞は、人や動物の体細胞(皮膚や血液など)に特定の遺伝子を導入して、多能性(さまざまな種類の細胞に分化できる性質)を持たせた人工の幹細胞

再生医療や病気の研究、新薬の開発などに広く利用されている。

2006年に京都大学の山中伸弥らがマウスで作成に成功し、2007年にはヒトのiPS細胞も作られた。

臓器や組織の修復、難病治療の可能性を大きく広げた技術として注目されている。

語源

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induced「人工的に誘導された」pluripotent「多能性の」stem「幹」cell細胞」という意味から。
つまり「iPS細胞」は「人工的に作られた多能性幹細胞」を指す。

同義語

iPS cells (アイピーエスセルズ)

iPSCs (アイピーエスシーズ)

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幹細胞

Mug shot (マグショット)

mugshot / mug shot 読み:マグショット
とは、

概要

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マグショットは、警察が被疑者や逮捕者の顔を記録するために撮影する写真のこと。

通常、正面と側面からの2方向で撮影され、身元確認や記録保管に用いられる。

報道や事件資料で使われることもあり、近年では芸能人や有名人の逮捕時の写真として話題になることもある。

語源

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mug「顔」、shot「写真撮影」という意味で、「顔の写真」という意味合いから警察用語として定着した。
19世紀末のアメリカで、犯罪記録の一環として体系的に導入された。

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従者 (じゅうしゃ)

従者 読み:じゅうしゃ/ずさ
とは、

概要

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従者」とは、身分の高い人物や上位の立場の者に付き従って行動する人を指す名詞。

歴史的には、戦国時代や中世・近世において、武士や貴族に仕える家臣や供侍を指して用いられることが多い。

現代でも時代劇や歴史的文脈の中で用いられるほか、比喩的に「部下」や「従う者」という意味で使われることもある。

例文

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・武将は数人の従者を引き連れて城を出た。

・その者は忠実な従者として、常に主人に付き従った。

語源

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「したがう」「人」という意味から。
つまり「従者」は「誰かに付き従う人」を表す漢語であり、古くから封建的な主従関係の中で用いられてきた表現。
歴史・文学・物語などの文脈で多く使われる。

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余韻 (よいん)

余韻 読み:ヨイン
とは、

概要

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余韻とは、音や出来事が終わったあとにも心や空間に残り続ける感覚や印象を指す言葉。

もとは音楽や音に関する表現で、音が消えたあとにわずかに響きが残る様子を表していたが、現在では感動や美しさ、感情の余情が残る状態全般に使われる。

文学や芸術の世界では、直接的に語られない部分に漂う雰囲気や、鑑賞後の静かな感動を指す語としても用いられる。

日常会話でも、「旅の余韻」「感動の余韻」などの形で広く使われている。

語源

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「のこる」「ひびき、音」という意味から。
つまり「余韻」は「音が消えたあとにも残る響き」を表す語であり、そこから転じて「感情や印象があとまで残ること」を意味するようになった言葉。
文学・芸術・感性表現の文脈で多用される。

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Panamax (パナマックス)

panamax 読み:ぱなまっくす
とは、

概要

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Panamaxとは、パナマ運河を安全に通航できる最大の船の大きさを示す国際的な船舶規格のこと。

運河の構造や通航の安全性を考慮して、船の長さ・幅・深さなどに上限が設けられている。

この規格は、船舶の設計や国際輸送における重要な基準となっており、世界の多くの造船・物流に影響を与えている。

語源

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Panama「パナマ共和国」と、maximum「最大」を組み合わせた造語で、「パナマ運河を通航できる最大サイズ」という意味から。
国際的な海運・貿易の分野で使われる。

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