余韻 読み:ヨイン
とは、
『音が鳴り終わった後に、かすかに残る響き』
『物事が終わったあとに残る、感覚や印象のなごり』
概要
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余韻とは、音や出来事が終わったあとにも心や空間に残り続ける感覚や印象を指す言葉。
もとは音楽や音に関する表現で、音が消えたあとにわずかに響きが残る様子を表していたが、現在では感動や美しさ、感情の余情が残る状態全般に使われる。
文学や芸術の世界では、直接的に語られない部分に漂う雰囲気や、鑑賞後の静かな感動を指す語としても用いられる。
日常会話でも、「旅の余韻」「感動の余韻」などの形で広く使われている。
語源
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余「のこる」韻「ひびき、音」という意味から。
つまり「余韻」は「音が消えたあとにも残る響き」を表す語であり、そこから転じて「感情や印象があとまで残ること」を意味するようになった言葉。
文学・芸術・感性表現の文脈で多用される。