慣用句

内弁慶 (読み)うちべんけい

内弁慶 (ウチベンケイ)
とは、

『家では威勢がよいが、外では気弱でおとなしいこと』

語源

平安時代の僧兵「武蔵坊弁慶」が、強く威勢が良かったことから。

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同じ穴の狢 (読み)おなじあなのむじな

同じ穴の貉 (オナジアナノムジナ)
とは、

『一見関係がないようでも実は同類や仲間であること』

『同じような悪事を働く同類』

語源

「アナグマ」がタヌキと同じ穴で生活する習性をもつことから。

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世話を焼く (読み)せわをやく

世話をやく (セワヲヤク)
とは、

 『他人の世話をすること』

語源

世話面倒をみること」焼く「気を配る」という意味から。

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世話

面倒

木で鼻をくくる (読み)きではなをくくる

木で鼻を括る
(キデハナヲククル)
とは、

 『無愛想な態度、冷淡な様子』

語源

本来この言葉は「木で鼻をこくる(強く擦る)」が正しい。
時が経つにつれ「こくる」が「くくる」に変化した。

昔紙が貴重な時代は、鼻をかむ際に木が使われていて、木で鼻を擦ると痛くて不快な顔になることから、無愛想な態度を表す言葉になった。

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こくる

冷淡