経済

変動金利 (読み)へんどうきんり

変動金利 (ヘンドウキンリ)
とは、

『一定期間ごとに変動する金利

概要

一般的に借入後は、半年〜1年に一度、適用金利の見直しが行われる。

短期金利が上がると、変動金利も上がる傾向がある。

メリット

固定金利等、他の金利タイプに比べて利率が低い

・低金利が続けば、返済総額が少なく済む可能性がある

デメリット

金利変動により返済総額が変化するため、返済計画が崩れる可能性がある

金利が上昇し続け「未払利息」が生じることで、ローンの残高が徐々に増加していってしまう

・ローンの残債が残ったまま返済期間の満了を迎えた場合、残債を一括で支払う必要がある

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固定金利

短期金利

未払利息

金利

固定金利 (読み)こていきんり

固定金利 (コテイキンリ)
とは、

『契約時の金利が最後まで変わらない金利

概要

固定金利は契約の締結時点で決定され、その後の市場金利の変動に左右されず、変わることはない。

長期金利が上がると、固定金利も上がる傾向がある。

メリット

・返済総額が変化しないため、計画的な返済ができる

・将来の金利変動リスクから保護される

デメリット

・利率は変動金利よりも高めに設定されている

・市場の金利が下がっても、金利が変わらない

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変動金利

長期金利

金利

Multiple Expansion (読み)マルチプルエクスパンション

multiple expansion
(マルティプルエキスパンション)
とは、

『”株価収益率” が高い状況』

『株価がその企業の基本的な財務指標に対し、高く評価されている状況』

概要

この状況 は、投資家が企業の将来の成長や収益性に対し、より高い期待を持っていることを意味する。

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マルチプルエエキスパンション
マルティプルエクスパンション
マルチプル・エクスパンション

株価収益率

【形】multiple

 【名】expansion

株価収益率 (読み)かぶかしゅうえきりつ

Price Earnings Ratio
(プライスアーニングスレシオ)
PER
(ぱー)
とは、

『株価を、”一株当たり当期純利益” で割ったもの』

概要

一般的に、PERが高いほど、株価が企業の利益に対して高く評価されていることを意味し、投資家が企業の将来に高い期待を持っているといえる。

一方で、PERが低い場合は、株価が安く評価されているか、将来が期待されていない可能性がある。

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一株当たり当期純利益

一株当たり当期純利益 (読み)ひとかぶあたりとうきじゅんりえき

Earnings Per Share
(アーニングス パー シェア)
EPS
(イーピーエス)
とは、

『当期純利益を発行済株式数で割ったもの』

概要

EPSは、企業が株主に対して利益配当する際の分配額を示す重要な指標
EPSが高いほど、1株当たりの利益が大きくなり、投資家にとっては魅力的な投資先となる傾向がある。

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純利益

株式

配当