花椒 読み:カショウ/ハナショウ
とは、
『中国原産のミカン科サンショウ属の落葉低木で、その果実を乾燥させて作られる香辛料』
概要
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花椒は中国原産のミカン科サンショウ属の落葉低木で、その果実を乾燥させた香辛料を指す。
独特のしびれるような刺激と爽やかな香りを持ち、四川料理を中心に広く用いられている。特に「麻婆豆腐」や「火鍋」などに欠かせない調味料として知られる。
このしびれる感覚は、果皮に含まれるサンショオール類によるもので、「麻(マー)」と呼ばれる辛味の特徴を生み出す。
語源
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「花椒」は漢字のとおり、花のように房状につく果実と「椒(さんしょう)」を意味する言葉からきている。
つまり「花のように実る山椒」という意味合いを持ち、日本語でいう山椒とは近縁種だが、中国料理に特化した使い方が発展してきた。