馬頭琴 (ばとうきん)

モンゴル語: Morin khuur 読み:モリンホール
馬頭琴 読み:バトウキン
とは、

概要

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馬頭琴は、モンゴル民族の伝統的な弦楽器で、主に2本の弦を弓でこすって演奏する擦弦楽器

長方形の共鳴胴と長い棹を持ち、棹の先端には馬の頭を模した彫刻が施されているのが大きな特徴。

日本では「馬頭琴」と呼ばれるが、モンゴル語では「Morin khuur(モリンホール)」と呼ばれ、morin「馬」khuur弦楽器」という意味を持つ。

哀愁のある音色は、人の声、風、馬のいななきなどを思わせ、遊牧民の生活や自然と深く結びついた楽器とされる。

モンゴル国では国家を代表する楽器とされ、内モンゴル(中国)でも盛んに用いられている。

語源

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馬頭琴」は日本語での呼び名で、「馬の頭をかたどった」という意味。モンゴル語では Morin khuur(モリンホール)といい、morin「馬」khuur弦楽器」で構成される語。
この名称は、モンゴル語話者の文化と密接に結びついており、馬との深い関係性を象徴している。

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弦楽器

画像:Michael Coghlan(CC BY‑SA 2.0
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