日本語

不相応 (ふそうおう)

不相応 読み:フソウオウ
とは、

語源

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「〜でない」相応「つりあいがとれていること、ふさわしいこと」という意味から。

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相応

相応 (そうおう)

相応 読み:ソウオウ
とは、

概要

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相応とは、ある物事や状況、人の立場などに対して、それに見合った程度・内容・状態であることを表す言葉。

「努力に相応の成果」などのように、バランスが取れていて適切であるという意味で使われる。

肯定的・中立的な場面で用いられ、「不相応」などの否定的な語と対比されることも多い。

語源

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仏教語に由来し、「相応」は心と心の働きが互いに結びついていることを意味する。もとはサンスクリット語の saṃyukta「結びついた、調和した」を訳した語で、心と対象世界との一致、因果の結合、三業(身・口・意)の調和などを表す概念として使われた。そこから「つりあっている」「ふさわしい」という意味で日常語にも広がった。

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不相応

巣くう (すくう)

巣くう/巣食う/巣喰う 読み:スクウ
とは、

概要

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巣くうとは、鳥や獣、虫などが特定の場所に巣を作って住みつくことを意味する言葉。

また転じて、病気・悪意・不安・腐敗など、好ましくないものが目に見えない形でじわじわと入り込み、内部に定着している様子にも使われる。たとえば「心に不安が巣くう」「組織に腐敗が巣くっている」のように、抽象的な悪い状態を表現する際によく用いられる。

語源

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「動物が住む場所」食う/喰う「生活をする、暮らしを立てる」という意味から。これらが組み合わさって、「巣を作ってすむ」「 悪い考えや病気などが宿る」といった意味合いが生まれた。

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修羅場 (しゅらば)

修羅場 読み:シュラバ
とは、

概要

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修羅場とは、本来は仏教用語で、阿修羅という闘争を好む神々が戦う場所を意味する。

そこから転じて、激しい戦いや争いの現場、または精神的に追い詰められるような状況を指す言葉として使われるようになった。

語源

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修羅(阿修羅)」は、インド神話に登場する闘争を司る神で、仏教にも取り入れられた存在。「修羅の戦いが行われる場」→「地獄のような争いの場所」という意味が派生した。

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灰白色 (かいはくしょく)

灰白色 読み:カイハクショク
とは、

概要

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灰白色とは、白を基調としつつ、わずかに灰色が混じった淡い中間色。

「純白よりもくすんでいて、灰色よりも明るい」という印象を持つ色で、自然界では馬の毛色、鳥の羽根、石や砂、肌の色などに見られることがある。

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