巣くう/巣食う/巣喰う 読み:スクウ
とは、
『巣をつくって住みつくこと』
『悪いものが内部に入り込んでいること』
概要
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巣くうとは、鳥や獣、虫などが特定の場所に巣を作って住みつくことを意味する言葉。
また転じて、病気・悪意・不安・腐敗など、好ましくないものが目に見えない形でじわじわと入り込み、内部に定着している様子にも使われる。たとえば「心に不安が巣くう」「組織に腐敗が巣くっている」のように、抽象的な悪い状態を表現する際によく用いられる。
語源
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巣「動物が住む場所」食う/喰う「生活をする、暮らしを立てる」という意味から。これらが組み合わさって、「巣を作ってすむ」「 悪い考えや病気などが宿る」といった意味合いが生まれた。