日本語
烙印 (らくいん)
烙印 読み:ラクイン
とは、
『焼きごてで物や皮膚に押し付けた印』
『消すことのできない恥や汚名』
概要
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烙印は、本来は熱した焼きごてで皮膚や物に押し付けて付ける印のことを指す。
家畜や罪人の識別、所有の証として用いられてきた。
転じて、いったん世間から付けられると消すことができない恥や汚名、社会的な評価を意味する比喩的な表現としても使われる。
語源
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烙「焼く、焼き付ける」印「しるし」を意味する漢字。これらが結びつき、「焼きごてで付けたしるし」を表す言葉として成立した。古代中国から伝わった語で、日本でも同様の意味で用いられてきた。
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奴隷 (どれい)
奴隷 読み:ドレイ
とは、
『他人の所有物とされ、自由を奪われた人』
概要
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奴隷は、自由や権利を奪われ、他人の支配下で強制的に労働を課される人を指す。
歴史的には売買や捕獲によって所有物とされ、自由意志を持たずに労働や奉仕を強いられる立場の人を意味する。
また、比喩的にある物事や人物に極端に従属する人を指すこともある。
語源
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「奴」は下僕や召使を表す漢字で、「隷」は従う、支配に服するという意味の漢字。これらが組み合わさり、他人に従属し自由を奪われた者を表す語となった。中国古代からの用語が日本に伝わり、同様の意味で定着した。