キリスト教・ユダヤ教

賛美歌 (さんびか)

賛美歌 読み:サンビカ
とは、

キリスト教

語源

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賛美「褒めたたえること」で、「神々や英雄をたたえる歌」という意味から。

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賛美

謝肉祭 (しゃにくさい)

Carnival 読み:カーニバル
謝肉祭 読み:シャニクサイ
とは、

キリスト教の四旬節に入る直前に行われる祭り』

概要

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謝肉祭は、キリスト教の伝統行事で、特に四旬節復活祭前の断食期間)の直前に行われる祝祭。

断食前に肉や豊かな食事を楽しみ、仮装や舞踏、踊りなどの娯楽行事も伴うことが多い。

文化や地域によっては、宗教的意味合いよりも祝祭・観光行事としての側面が強くなっている場合もある。

日付・期間

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謝肉祭の期間や最終日は地域により異なる。
多くの地域では四旬節直前の週や数日間を中心に祝われる。

最終日は地域ごとに呼び方が異なり、フランス語圏では Mardi Gras(マルディグラ、脂の火曜日)、英語圏では Shrove Tuesday(シュロブ・チューズデー)、イギリスやオーストラリアでは Pancake Day(パンケーキ・デー) として知られる。

語源

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ラテン語 carnem levare / carnem excusare「肉を断つ、謝する」 に由来。
「carnem」は「肉」を、「levare / excusare」は「取り除く、謝する」を意味することから。
つまり「謝肉祭」は『断食前に肉を楽しむ行事』を意味する。

同義語

Fat Tuesday (ファットチューズデー)

Mardi Gras (マルディグラ)

Shrove Tuesday (シュロブチューズデイ)

Pancake Day (パンケーキデイ)

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四旬節

復活祭

【名】carnival

Easter (イースター)

Easter 読み:いーすたー
復活祭 読み:ふっかつさい
とは、

『イエス・キリストが死後3日目に復活したことを記念する祭り』

概要

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イースターは、キリスト教においてイエス・キリストが十字架にかけられて死んだ後、三日目に復活したことを記念する祭り。
復活祭とも呼ばれる。

春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝われるため、毎年日付が変わる移動祝日となっている。

欧米では、教会での礼拝に加えて、家族での食事や卵(イースターエッグ)、うさぎ(イースターバニー)といった象徴を用いた行事が広く行われる。

キリスト教文化圏ではクリスマスと並ぶ大きな宗教的行事であり、公休日(bank holiday)となる国も多い。

日付

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教会暦の3月21日以降、最初の満月の次の日曜日。
(3月22日から4月25日の間)

イースター太陽暦と月の満ち欠けを組み合わせて教会暦上で定められるため、毎年日付が移動する。

語源

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古英語の Ēastre に由来し、これは春の女神の名前とされる。
また、ゲルマンの春の祭りに由来するという説もある。
つまり「春の到来と復活を象徴する祭り」という意味からキリスト教の復活祭の呼称として定着した。

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bank holiday

四旬節 (読み)しじゅんせつ

大斎節 (たいさいせつ)
Lent (レント)
とは、

復活祭前日までの46日間から日曜日を除いた40日間の期間』

日付

2月4日から3月10日の間に始まる。

起源・目的

イエス・キリストが荒野で40日間を過ごした時期を追体験し、断食や祈り、懺悔を通じて精神的な準備をするための時期とされている。

語源

【四旬節】
「4」「10日間」「くぎり」で、「40日間」という意味から。

【Lent】
古英語の lencten「春」が語源。四旬節の期間が春頃であることから。

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復活祭