食・料理

Sausage (ソーセージ)

sausage 読み:そーせーじ
とは、

概要

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ソーセージとは、主に豚肉や牛肉などのひき肉に香辛料・塩などを加え、腸(または人工のケーシング)に詰めて加熱・燻製などの加工を施した食品を指す。

日本では「ウィンナー」や「フランクフルト」「ボロニア」なども広く「ソーセージ」と呼ばれているが、それらはすべてソーセージの一種であり、サイズや腸の種類によって分類される。

JAS規格による分類

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日本農林規格(JAS)では、ソーセージは以下のように分類される。

名称 太さの基準(直径) 腸の種類 特徴
ウィンナーソーセージ 20mm以下 羊腸または人工腸 細くて短く、弁当や朝食によく使われる
フランクフルトソーセージ 20mm超~36mm以下 豚腸または人工腸 やや太めで食べごたえがある
ボロニアソーセージ 36mm超 牛腸または人工腸 非常に太く、スライスして使われることが多い

日本と英語の「sausage」の違い

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英語の「sausage」は、非常に広い意味を持ち、加熱・非加熱・乾燥・熟成など、様々な種類の腸詰め食品すべてを指す。

一方、日本語の「ソーセージ」は、主にJAS規格に基づいた加工済みの製品を指し、その範囲は限定的である。

語源

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英単語 sausage は、ラテン語 salsus「塩漬けの」に由来する語。
そこから古フランス語 saussiche を経て中英語 sausige に変化し、現代英語 sausage となった。

元々は「塩漬けされた肉」という意味で、保存食として発展した腸詰め肉の名称として定着した。

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