仏教

法要 (ほうよう)

法要 読み:ホウヨウ
とは、

仏教

概要

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法要とは、仏教において故人の霊を供養するための儀式のことを指す。特に、亡くなった人の冥福を祈るために行われる一連の儀式を指し、日本では仏教の宗派に応じた様々な形で行われる。

法要には、命日忌日など、特定の時期に行うものや、四十九日一周忌、三回忌など、一定の周期で行われるものが多い。

法事と法要の違い

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法要は、仏教における儀式そのものを指す。

法事は、法要を含むが、それに加え、遺族の集まりや食事会といった儀式の前後の行事も含めた広い意味を持つ。

語源

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「仏法や仏教の教え」「重要な要点」という意味に由来する。最初は「釈迦の教えを知る」という意味で使われ、仏教行事や儀式の中で、仏教の教えを実践する儀式が「法要」と呼ばれるようになった。やがて日本では、故人を弔う儀式や供養を意味する言葉として使われるようになった。

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法事

故人

供養

院主 (いんじゅ)

院主 読み:インジュ
とは、

概要

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院主は、寺院の管理者や住職を指す言葉。特に、寺院の運営や宗教的活動を指導する役割を担う人物を示す。

多くの仏教宗派で使われるが、浄土真宗や天台宗などの伝統的な大寺院でよく用いられる。

語源

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寺院「責任者」で、「寺院の責任者」という意味から。

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寺院

住職

院家 (いんげ)

院家 読み:インゲ
とは、

浄土真宗

概要

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院家は、主に2つの意味がある。1つは、大寺院、特に門跡寺院の別院で、本寺を補佐し法務を行う寺院を指す。

2つ目は、公家の子弟で、出家して門跡寺院に付属する寺の住職となった者を指す。この言葉は、寺院の管理を担う人物や家系を意味し、特に浄土真宗などの仏教寺院に関連して使用される。

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寺院

住職

住職 (じゅうしょく)

住職 読み:ジュウショク
とは、

語源

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中国の宋時代の「住持職」に由来する。「住」は寺に常住することを意味し、「持」は仏法を守り教えを広める責任を指していた。この「持」が省略され、寺の長を指す「住職」という名称になった。

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寺院