経済・金融・投資

資本金 (しほんきん)

資本金 読み:シホンキン
とは、

概要

詳細≫

資本金とは、会社を設立する際に出資者(株主など)から集めたお金で、事業の元手となる資金のこと。
会社の登記簿に記載される正式な金額であり、会社の信用や規模を示す一つの指標となる。

資本金は、設備の購入、仕入れ、人件費など、会社の初期運営に使われる。
会社法上、1円でも会社設立は可能だが、実際の事業活動には一定の資本金が必要とされる場合が多い。

増資や減資によって金額を変更することもできるが、変更には登記などの法的手続きが必要となる。

関連記事

資本

時価総額 (じかそうがく)

時価総額 読み:ジカソウガク
とは、

概要

詳細≫

時価総額とは、企業の発行済み株式数に現在の株価を掛け合わせて算出される、企業の市場価値を示す指標株式市場において、その企業がどれだけの規模や影響力を持つかを測る基準となる。

例えば、時価総額が大きい企業は、安定性や信頼性が高いと見なされることが多い。

市場全体の状況や個別企業の動向を把握するためにも利用される。

関連記事

株式

指標

債券 (さいけん)

債券 読み:サイケン
とは、

『国や地方公共団体等が投資家から資金を得るために発行する証券のこと』

特徴

詳細≫

債券は、一定の利息が得られ、満期まで待てば元本が戻ってくるが、株式程の利益は期待できない。

株式と債券の違い

詳細≫

株式” は、出資金であるため、会社に返済義務はない。そのため株式には満期がなく、元本保証もない。

債券” は、借入金であるため、発行者に返済義務がある。そのため債券には満期が設定され、満期までの間に所定の利率で利息が支払われる。
満期が来たら元本が償還される。

関連記事

投資

証券

株式

投資信託 (とうししんたく)

投資信託 読み:トウシシンタク
とは、

『資産運用を専門家に任せて、その運用成績に応じて配当を得る仕組み』

概要

詳細≫

投資信託とは、複数の投資家から集めたお金をひとつにまとめ、運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式債券などに分散投資する金融商品のこと。
投資信託を購入した投資家は、その運用成果に応じて利益(分配金)を得ることができる。

少額から始められ、専門知識がなくてもプロの運用に任せられる点が特徴。ただし、元本保証はなく、運用成績によっては損失を出す可能性もある。
信託報酬などの手数料がかかることも理解しておく必要がある。

証券会社や銀行、ネット証券などを通じて購入でき、長期的な資産形成手段としても利用されている。

語源

詳細≫

投資「利益を得る目的で資金を出すこと」信託「信頼して任せる」という意味で、運用を専門家に託す仕組みを表している。

関連記事

投資

信託

配当

株式 (かぶしき)

株式 読み:カブシキ
とは、

概要

詳細≫

株式とは、企業の所有権を表す証券であり、株主はその一部を所有する。

株式を保有することで、企業の利益配分(配当)や、企業の意思決定に関与する権利を得る。

株式と債券の違い

詳細≫

株式” は、出資金であるため、会社に返済義務はない。そのため株式には満期がなく、元本保証もない。

債券” は、借入金であるため、発行者に返済義務がある。そのため債券には満期が設定され、満期までの間に所定の利率で利息が支払われる。満期が来たら元本が償還される。

語源

詳細≫

「切り株」由来する。この語は木を切った後に残る「切り株」が、長期間にわたり地面に残ることから、継続的に保持される地位や身分を指すようになった。

これが転じて、企業の所有権を示す「株式」という概念に使われるようになった。

関連記事

債券

利息