経済・金融・投資

ドテン (どてん)

ドテン/途転 読み:どてん
とは、

証券用語

概要

詳細≫

ドテンとは、証券先物外国為替などの取引において、現在保有しているポジション(買いまたは売り)をすぐに決済し、反対方向のポジションを新たに持つ行為を指す。

たとえば、買い建てしていたものを売ってすぐに売り建てに切り替えるような動きが該当する。相場の流れが反転したと判断した際に、機敏に対応して利益を狙うための戦略的な売買手法。

語源

詳細≫

語源には諸説ある。

土壇場説

相場の急な変化に対応して、土壇場での決断のように、それまで持っていたポジションを急に反対方向に転換することからきたという説。

途転説

「途中で転換する」という意味合いから、「途転(とてん)」が語源になったという説。

関連記事

権利落ち (けんりおち)

権利落ち 読み:ケンリオチ
とは、

証券

概要

詳細≫

権利落ちとは、株式の配当や株主優待の権利が確定した後、次の取引日からその権利がなくなる現象を指す。

通常、配当や優待の価値分だけ株価が下がる傾向がある。

特に、配当による影響を「配当落ち」と呼ぶこともあるが、株式優待や株式分割などの権利が消滅する場合も含めて「権利落ち」と総称する。

語源

詳細≫

権利」が確定した後に消滅(落ちる)することから、「権利落ち」と呼ばれる。

関連記事

株式

Venture Capital (ベンチャーキャピタル)

Venture Capital 読み:ベンチャーキャピタル
VC 読み:ブイシー
とは、

概要

詳細≫

ベンチャー・キャピタルは、新興企業(スタートアップ)に資金を提供する投資の一形態で、通常、短期間での成長を期待して出資が行われる。

銀行融資とは異なり、株式を取得する形で出資し、企業の成長後に株式売却(イグジット)によって利益を得ることが多い。

投資対象は、革新的な技術や新しいビジネスモデルを持つ企業が中心で、成功すれば大きな利益を得られる一方で、失敗すれば資金を失うリスクも高い。

語源

詳細≫

Venture「冒険的事業」Capital 「資本」で、「リスクを取って投資する資本」を表すようになった。

関連記事

venture

capital 

CVC (シーブイシー)

Corporate Venture Capital 読み:コーポレートベンチャーキャピタル
CVC 読み:シーブイシー
とは、

概要

詳細≫

コーポレート・ベンチャー・キャピタルは、企業が自社の成長戦略の一環として、新興企業(スタートアップ)に資金を提供する投資活動を指す。

通常のベンチャーキャピタルとは異なり、純粋な投資利益の追求だけでなく、新技術の獲得、提携関係の構築、新規事業の開拓など、企業の戦略的な目的が含まれる。

投資先のスタートアップは、親会社とのシナジーを期待できる分野が多く、技術革新や市場拡大を狙うことが多い。

語源

詳細≫

Corporate「企業の」Venture Capitalベンチャーキャピタル」で、「企業によるベンチャーキャピタル」と言う意味から。

関連記事

ベンチャーキャピタル

corporate

信用格付 (しんようかくづけ)

信用格付/信用格付け 読み:シンヨウカクヅケ
とは、

概要

詳細≫

信用格付とは、企業や国が発行する債券や借入金の返済能力を評価し、ランク付けしたもの。

信用格付会社(例:ムーディーズ、S&P、フィッチ)が審査を行い、「AAA(最高)」から「D(デフォルト)」までの等級をつける。

投資家はこれを参考にリスクを判断する。

関連記事