経済・金融・投資

FANG+ (ファングプラス)

FANG+ 読み:ふぁんぐぷらす
とは、

概要

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FANG+とは、米国を代表する大型IT企業やテクノロジー関連企業をまとめて指す言葉。

もともとはFacebook、Amazon、Netflix、Googleの頭文字を取って「FANG」と呼ばれていたが、のちにAppleやMicrosoftなど、影響力の大きい企業を加えた「FANG+」という呼称が使われるようになった。

主に株式市場や経済ニュースなどで用いられる。

起源

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米国のメディアアナリスト、ジム・クレイマーが2013年ごろに提唱した「FANG」に由来する。
FANG+」はその後、他の有力テクノロジー企業を含める形で拡張されたもので、テクノロジー産業を象徴する呼称として広く定着している。

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寡占 (かせん)

寡占 読み:カセン
とは、

概要

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寡占とは、市場に参加する企業の数が少なく、その少数の企業が生産や販売の大部分を占めている状態を指す。

完全競争と独占の中間に位置する市場構造で、価格決定において企業間の相互依存性が強く働くのが特徴。

典型例としては、自動車産業や通信業界などが挙げられる。

価格競争が抑制される一方で、広告やサービスなど非価格競争が重視される傾向がある。

例文

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自動車産業は少数の大企業による寡占市場となっている。

寡占状態では価格の安定が保たれることもあるが、消費者の選択肢が狭まることもある。

語源

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「少ない」「しめる」で、「少数が市場をしめる」という意味から。
つまり「寡占」は「少数の企業が市場を支配する状態」を表す経済学用語。

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ROI (あーるおーあい)

Return on investment 読み:リターンオンインベストメント
ROI 読み:アールオーアイ
投資利益率 読み:トウシリエキリツ
とは、

概要

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ROIは、投資や事業においてどれだけ効率的に利益を得られたかを示す指標。

企業の経営判断や広告・マーケティングの効果測定などで用いられ、投資額に対して得られた利益の割合をパーセンテージで表す。

数値が高いほど、少ない投資で大きな利益を得たことを意味する。

語源

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Return「利益」on「〜に対して」Investment「投資」で、「投資に対して得られる利益」という意味から。

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Investment

ジャクソンホール会議 (じゃくそんほーるかいぎ)

Jackson Hole Economic Symposium ジャクソンホールエコノミックシンポジウム
ジャクソンホール会議 読み:ジャクソンホールカイギ
とは、

概要

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ジャクソンホール会議は、アメリカ合衆国ワイオミング州にある避暑地ジャクソンホールで毎年夏に開かれる国際的な経済シンポジウム

主催はカンザスシティ連邦準備銀行で、世界中の中央銀行総裁、財務当局者、著名な経済学者などが参加する。

会議では金融政策や経済の中長期的課題について議論が行われ、特にFRBの議長がここで発する言葉は世界の金融市場に大きな影響を与えることで知られている。

語源

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Jackson Hole「アメリカ・ワイオミング州の地名」Economic経済の」Symposium「討論会」で、1982年から会場をジャクソンホールに定めたことに由来する名称。
つまり「ジャクソンホールで開かれる経済討論会」という意味から。

同義語

ジャクソンホール経済シンポジウム (じゃくそんほーるけいざいしんぽじうむ)

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シンポジウム

FRB

雑所得 (ざつしょとく)

雑所得 読み:ザツショトク
とは、

概要

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雑所得は、給与所得や事業所得などの既存の所得区分に当てはまらない所得を指す。

副業収入や一時的な報酬、懸賞金、講演料など、多様な収入が含まれる場合がある。

税法上は他の所得と合算して課税される。

語源

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「混ざり合う」の意味から。
つまり「雑所得」は「さまざまな収入をまとめた所得」を表す用語で、主に税法文脈で使われる。

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所得