経済・金融・投資

Rug Pull (読み)ラグプル

rug pull (らぐぷる)
とは、

概要

主に暗号資産の世界で使われる言葉で、出口詐欺の一種。

あるプロジェクトが投資家から資金を集めた後、プロジェクトが急に閉鎖したり運営者が姿を消すことで資産の価値が急激に低下し、投資資金が引き出せなくなる現象を指す。

語源

rug「敷物」pull「引く」で、「敷物を突然引き抜かれて足元をすくわれる」という意味から。

投資した資金が突然無価値になることを、敷物を引き抜かれて足元をすくわれる様子に隠喩した言葉。

同義語

ラグる (らぐる)

関連記事

暗号資産

出口詐欺

隠喩

出口詐欺 (読み)でぐちさぎ

出口詐欺 (デグチサギ)
とは、

由来

投資家は資金を持ち逃げされることで、その投資から利益を得ることができなくなり、その様子を「出口がなくなる」と表現したことから。

関連記事

【仮想通貨】Mining (マイニング)

【仮想通貨】mining
読み:まいにんぐ
とは、

仮想通貨取引の際に発生する計算を実施し、報酬を得ること』

概要

詳細≫

マイニングとは、ブロックチェーンの新しいトランザクションを検証し、新たなブロックを生成するプロセスのこと。

マイニングを行うことで、ブロックチェーンの正当性が維持される。

マイニングを実施する者を「マイナー」と呼び、マイニングに成功した場合報酬が得られる。

マイニング方法

詳細≫

ブロックチェーンに新たなブロックを生成する際に用いられるハッシュ関数ナンスを代入して新たなハッシュ値を生成する。

その結果得られたハッシュ値の上位の桁に0があらかじめ定めた数だけ並んでいれば、ナンスは正当と判断され、ブロックの生成が可能となる。

そうでなければナンスが誤っていることとなり、別のナンスを用いて新たなハッシュ値を求める。

基本的にナンスは総当たり方式で探すしか方法がなく、膨大な計算量を必要とする。

語源

詳細≫

mining採掘」という意味から。

関連記事

仮想通貨

ブロックチェーン

ナンス

種銭 (読み)たねせん

種銭 (タネセン)
とは、

語源

「たね」「お金」で、「お金の種」という意味から。

関連記事

軍資金 (読み)ぐんしきん

軍資金 (グンシキン)
とは、

関連記事