科学

前駆体 (ぜんくたい)

前駆体 読み:ゼンクタイ
前駆物質 読み:ゼンクブッシツ
とは、

概要

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前駆体」は、最終的な形になる前の段階にある物質や存在を指す言葉。

主に化学や生物学の分野で用いられ、ある化合物が別の物質へと変化する際、その途中段階にある元の物質を「前駆体」と呼ぶ。
たとえば、ホルモンや神経伝達物質の合成過程での中間物質がそれにあたる。

実際の例として、コレステロールは、テストステロンエストロゲンコルチゾールといったステロイドホルモン前駆体として知られており、これらのホルモンはすべてコレステロールから合成される。

また、病気の発症に先立って現れる兆候や初期状態など、物質以外の文脈でも「前駆体」が使われることがある。

語源

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「前段階の」「走る、進む」「物質や存在そのもの」で、「先を走る者」という意味から。もとは英語の precursor を訳す際にあてられた表現で、科学用語として定着した。英語の precursor もラテン語 praecursor「先を走る者」が語源。

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細胞膜 (さいぼうまく)

細胞膜 読み:サイボウマク
とは、

概要

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細胞膜は、細胞の外側を覆う膜構造であり、細胞の内部環境を外部環境から隔離し、細胞の形を保持しながら、物質の出入りを調整する役割を持っている。

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細胞

Peroxidase (ペルオキシダーゼ)

peroxidase 読み:ぺるおきしだーぜ
とは、

概要

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ペルオキシダーゼとは、過酸化物を分解する酵素の総称。

ペルオキシダーゼは、生物の代謝や抗酸化防御に重要な役割を果たす。

ペルオキシダーゼは、発ガンや老化、動脈硬化の原因となる活性酸素を消す作用を持っている。

ペルオキシダーゼの活性方法

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食事

ブロッコリーやほうれん草、トマトなどに多く含まれる抗酸化物質を摂取することで、ペルオキシダーゼの活性を促進させる効果がある。

適度な運動

適度な運動は体内の酸化ストレスを軽減し、ペルオキシダーゼの活動を増加させる効果がある。

ストレス管理

適切なストレス管理を行うことで、精神的および身体的なストレスがペルオキシダーゼの活性に与える影響を軽減できる。

よく咀嚼する

よく咀嚼することで唾液の分泌が増加し、それによって口腔内のペルオキシダーゼの量が増える。

語源

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ラテン語が語源で、per-「過剰な」」oxide「酸化物」-ase「~を触媒する酵素」で、「過酸化物を分解する酵素」という意味から。

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酵素

還元 (かんげん)

還元 読み:カンゲン
とは、

化学

概要

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還元とは、最終的に物質がより多くの電子を持つようになるプロセスを指す。具体的には、物質が電子を得る、酸素を失う、または水素を得ることで実現される。

語源

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「かえる、かえす」「もと」で、「元に戻す」という意味から。

科学の分野においては、「酸化された金属から酸素を除去して元の金属に戻す」という意味から。現代の化学では、これが物質が電子を得る (元の電子数に戻る) プロセスとして理解されるようになった。

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Nylon (ナイロン)

nylon 読み:ないろん
とは、

概要

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ナイロンは、ポリアミドを主成分とする合成樹脂で、耐久性、弾力性、耐摩耗性に優れている。

繊維として衣類やロープに使われるほか、プラスチック部品や工業製品にも広く利用されている。

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合成樹脂

耐久性