ひとこと辞書

江戸時代に流行した人形浄瑠璃 “金平浄瑠璃” が由来。ごぼうのしっかりした食感や、唐辛子の辛さを、主人公の坂田金平の強さや勇ましさに例えたことから。

「漫然運転」とは、運転者が注意力を欠いたまま、何となく無意識に近い状態で運転していることを指す。

脇見や考え事、疲労、眠気などによって集中力が低下し、周囲の状況に適切に反応できない状態での運転が該当する。

交通事故の主要な原因の一つとして、警察や交通安全機関からも警戒されている行為であり、重大な過失とみなされる場合もある。

「漫然」は「なんとなく」や「ぼんやりとした様子」を意味し、意図的な違反行為とは異なるが、危険性は非常に高い。

漫然「とりとめのないさま、ぼんやりとするさま」という意味から。

殿「宮殿」下「した」で、「宮殿の下」という意味から。昔、皇帝に上奏する者は、宮殿の下にいる護衛にその内容を伝えたことから。

天皇や君主は「陛下」と呼ばれる。

天皇や君主の一族は「殿下」と呼ばれる。

つまり、「陛下」よりも一段格下の尊称として、「殿下」が使われる。