国勢調査 読み:コクセイチョウサ
とは、
『日本に住んでいるすべての人と世帯を対象に行う、人口や世帯に関する基本的な統計調査』
概要
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国勢調査は、日本において5年ごとに総務省統計局が実施する全国規模の統計調査で、すべての人と世帯を対象とする。
人口、性別、年齢、世帯構成、就業状況、居住状況など、社会の基礎的な状況を把握するための最も重要な調査とされる。
調査結果は、国や自治体の行政施策、社会保障制度、都市計画、学術研究などに広く利用される。
1920年(大正9年)に第1回調査が行われて以来、戦時中も含めて継続的に実施されており、日本の統計制度の根幹をなす調査となっている。
語源
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「国勢」は「国の勢(ちから、ありさま)」を意味し、「調査」は「明らかに調べること」を指す。
つまり「国のありさまを明らかに調べる調査」という意味で、国の人口や社会の実態を把握するために行われる制度的な名称。