穢多 読み:エタ
とは、
『近世の日本で、皮革業や死畜の処理などに従事した被差別身分の呼称』
概要
穢多とは、中世から近世の日本で用いられた被差別身分の呼称。近世には、幕藩権力の支配のもとで身分として編成され、皮革業や斃牛馬の処理、行刑などの役務を担った。
地域によって呼称や組織、担った役務には違いがあり、農業などに従事する者もいた。
明治4年(1871)の太政官布告によって法制上の身分・呼称は廃止されたが、その後も差別は残った。
現在は歴史的な文脈や学術的な記述を除き、人を指す呼称としては差別語とされる。
例文
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・江戸時代には、穢多身分の人々が皮革業などに従事していた。
・穢多や非人は、近世の身分制度の中で被差別身分とされた。
語源
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「穢多」の表記は鎌倉時代末期の『天狗草紙』などに確認される。
語源については、鷹の餌となる肉を扱う「餌取(えとり)」に由来する説などがあるが、確定していない。
「穢多」という表記は、後世に差別的な意味を込めて当てられたとする説がある。