parametron 読み:ぱらめとろん
とは、
『パラメータ励振による位相の違いを利用して計算を行う論理素子』
概要
パラメトロンとは、1954年に日本の工学者である後藤英一によって考案された論理素子を指す言葉である。
コイルやコンデンサを用いた共振回路にパラメータ励振を加え、振動の位相の違いによって0と1を表現する仕組みを持つ。
トランジスタが普及する以前のコンピュータで利用され、日本ではPC-1などの初期コンピュータの主要技術として採用された。
真空管より高い信頼性を持ち、当時の日本の計算機開発に大きな役割を果たしたが、その後は半導体技術の発展により主流の座を譲った。
語源
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parameter「パラメータ、変数」+ 接尾辞 -on から成る造語。回路のパラメータを周期的に変化させる「パラメータ励振(parametric excitation)」の原理を利用していることから名付けられた。