共感性羞恥 読み:キョウカンセイシュウチ
Vicarious embarrassment 読み:ヴィカリアスエンバラスメント
とは、
『他人の恥ずかしい行動を見て、自分も恥ずかしいと感じる心理』
概要
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共感性羞恥とは、他人の行動や発言などが恥ずかしいと感じられる場合に、それを自分のことのように感じ、恥ずかしさを覚える心理的な働きのこと。
テレビやSNSなどで他人の失敗や赤面する様子を見て恥ずかしくなる感情もこれにあたる。
自己の羞恥心と他者への共感が結びつくことで生じる。
語源
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羞恥心「自分が恥ずかしいと感じる心」という意味から。
つまり「他者の恥ずかしい行為に共感して恥ずかしさを感じる心」を表す言葉。
英語では「vicarious embarrassment」や「second-hand embarrassment」が一般的である。
一方、日本の教育や解説の場では「empathic embarrassment」という直訳的な表現が紹介されることがあるが、これは学術的に正式な用語ではなく、日本で便宜的に用いられているものである。
同義語
secondhand embarrassment (セカンドハンドエンバラスメント)