ミニマム・アクセス 読み:ミニマムアクセス
とは、
『最低輸入量』
概要
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ミニマム・アクセスとは、関税化が困難な農産物に対して、一定量の輸入を他国に認めることを義務づける制度。
1993年のウルグアイ・ラウンド農業合意に基づいて導入され、1995年のWTO発足とともに各国に適用された。
日本では主にコメに関して適用されており、「ミニマムアクセス米(MA米)」という形で知られる。
これは、たとえ関税で保護されていても、最低限の輸入は拒否できないというルールであり、自由貿易体制の一環として位置づけられる。
語源
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この言葉は英語の minimum access「最小限のアクセス」に由来し、WTOの協定文書などで “minimum access commitment”「最低アクセス約束」という形で使用される。
日本ではこの概念をカタカナ語で「ミニマム・アクセス」と呼び、制度の通称として定着している。
同義語
Minimum Access Volume / MAV (ミニマムアクセスボリューム)