
かなとこ雲 読み:カナトコグモ
とは、
概要
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かなとこ雲とは、発達した積乱雲の上部が広がって、まるで金属を打つための台「金床」のような形になった雲のこと。
強い上昇気流によって雲が発達し、対流圏界面に達すると、それ以上は上昇できず、上部が横に広がる。
この特徴的な形状が「金床」に似ているため、「かなとこ雲」と呼ばれる。
かなとこ雲が現れると、激しい雷雨や突風、ひょう、竜巻などの危険な気象現象を伴うことが多い。
語源
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「かなとこ」は、金属を叩いて加工するための重い台。「かなとこ雲」は、その形が金床に似ていることから名づけられた気象用語。正式には「積乱雲のかなとこ状の上部」を指すが、一般には雲全体の形状を表して用いられる