落下傘候補 (らっかさんこうほ)

落下傘候補 読み:ラッカサンコウホ
とは、

概要

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落下傘候補とは、ある選挙区において、その地域と縁の薄い人物が、政党などの意向で上から一方的に候補者として立てられるケースを指す言葉。

地元出身者や地域に根ざした活動をしていない人物が、中央の意向で送り込まれることが多く、有権者からは違和感や反発を招くこともある。

落下傘」という表現は、パラシュートで空から降ってくる様子に例えた比喩で、突然現れる、なじみのない存在という意味合いを持つ。

語源

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落下傘」は、英語 parachute の訳語で、「空から降ってくるもの」を意味する。それが比喩的に使われ、政治用語として「外部から突然送り込まれる人物」に当てはめられた。「落下傘候補」という表現は、戦後の日本において、政党の中央が地方に候補者を割り当てる文脈で広まった。

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落下傘

parachute