フランス語:Bouillabaisse 読み:ぶいやべーす
とは、
『魚介と香味野菜のスープ』
概要
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ブイヤベースは、地中海沿岸のフランス南部・マルセイユを代表する伝統的な漁師料理。
硬い白身魚(カサゴ、ホウボウなど)を中心に、エビ・ムール貝・イカなどの魚介類を使い、玉ねぎ、トマト、ニンニク、フェンネル、サフランなどの香味野菜やハーブとともに煮込んで作る。
スープはサフランで黄金色に染まり、魚介の旨味が凝縮された濃厚な味わいとなる。
本来は売り物にならない小魚を漁師が自分たちのために煮て食べたのが始まりで、現在では高級料理としても提供される。
パンにアイオリやルイユを添えて食べることが多い。
語源
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フランス語で、bouillir「沸騰させる」abaisser「火を弱める」という意味から。ブイヤベースの調理の過程で、沸騰させてから火を弱めることに由来。