サンクコスト効果 (さんくこすとこうか)

Sunk Cost Effect 読み:サンクコストエフェクト
サンクコスト効果 読み:サンクコストコウカ
とは、

『これまでに費やした費用や労力がもったいないと感じ、それを続けてしまうこと』

概要

サンクコスト効果とは、すでに回収できなくなった費用や時間、労力などを惜しむあまり、本来であればやめるべき行動を続けてしまう心理現象を指す言葉である。日本語では「埋没費用効果」とも言われる。

例えば、面白くない映画でも入場料を払ったから最後まで見続けたり、利用しないサービスでも料金を支払ったことが気になって解約をためらったりする場合がこれに当たる。経済学や行動経済学、心理学などの分野で広く研究されている。

合理的な意思決定では、すでに失われた費用ではなく、これから得られる利益や損失を基準に判断すべきとされる。しかし人は過去の投資に強く影響されるため、しばしばサンクコスト効果に陥る。

また、大規模事業への投資を続けてしまう現象を指す「コンコルド効果(Concorde Effect)」は、サンクコスト効果の代表例として知られている。

語源

詳細≫

sunk は sink「沈む」の過去分詞で「すでに失われ回収できない」、cost は「費用」、effect は「効果・影響」を意味する。つまり「回収不能な費用が意思決定に与える影響」を表す語である。

同義語

埋没費用効果 (まいぼつひようこうか)

サンクコストの誤謬 (さんくこすとのごびゅう)

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