づぐり (ヅグリ)
とは、
『雪の上で回す、すり鉢状のコマ』
概要
ずぐりとは、青森県津軽地方に伝わる木製のコマで、雪の上で回して遊ぶ。
特徴
上部に軸が無く、すり鉢状になっている。
また、雪の上でもよく回るように下部の軸が太く、先端が丸みを帯びている。
遊び方
コマに縄を巻きつけて回し、雪の上で回っている時間の長さを競う。
語源
昔はコマのことを「こまつぶり」や「こまつくり」と呼んでおり、その略称として「こま」が全国的に定着した。
しかし津軽地方では、後ろの「つぶり」や「つくり」が変化し、「ずぐり、づぐり」となったといわれている。