月食 (ゲッショク)
とは、
『地球の影で月が欠けて見える現象』
条件
地球が太陽と月の間に入り、地球の影が月にかかることによって月食が起こる。
種類
皆既月食
(かいきげっしょく)
太陽と地球が一直線になる線に、月が完全に重なる場合を「皆既月食」という。
由来は、皆「すべて」既「尽きる」で「食べ尽くす」という意味から。
部分月食
(ぶぶんげっしょく)
太陽と地球が一直線になる線に、月が部分的に入る場合を「部分月食」という。
半影月食
(はんえいげっしょく)
太陽から月への光を、地球が部分的に遮る場合を「半影月食」という。
頻度
毎年2回から4回の月食が起こる。
月食の発生頻度は日食より低いが、月食は月が見えてさえいれば地球上のどこからでも観測が可能。
語源
元々は “月蝕” と書き、蝕「むしばむ」で、「月がむしばまれる」という意味から。その後、”蝕” が公用文では使えなくなり、 “月蝕” と書かれるようになった。
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