【動】strangle
(すとらんぐる)
とは、
『絞め殺す』
『圧迫する、抑圧する』
語源
ラテン語の strangulare「首を絞める」が語源。
証券用語
『コールオプションとプットオプションを、同じ限月、異なる権利行使価格で購入または売却する戦略』
概要
ストラングルは異なる権利行使価格でコールオプションとプットオプションを購入するため、原資産価格がコールオプションとプットオプションの間にある場合は、買い手が損失となる。
つまり、価格変動が大きいと買い手に利益が発生し、小さいと売り手に利益が発生する。
ストラドルとストラングルの違い
【権利行使価格】
ストラドルは、同じ限月の同じ権利行使価格でコールオプションとプットオプションを購入または売却する。
ストラングルは、同じ限月の異なる権利行使価格でコールオプションとプットオプションを購入または売却する。
【利益】
ストラドルは同一の権利行使価格でコールオプションとプットオプションを購入するため、ストラングルと比べ、値動きが大きくなくても買い手が利益を得られる可能性があるが、オプション料が高くなる傾向がある。
ストラングルは異なる権利行使価格でコールオプションとプットオプションを購入するため、ストラドルと比べ、値動きが大きくないと買い手が利益を得られないが、オプション料が安くなる傾向がある。